高松北の148km/h左腕・塹江敦哉投手が急成長し、プロが注目をしている。
ノーヒットノーラン
塹江敦哉投手は178cmの左腕投手で、2年時に146km/hを投げるサウスポーとして注目されていたが、四死球で崩れる試合が多く、昨夏の香川大会でも準決勝で0-11と大敗していた。
しかし冬にフォームを固めると、「昨年とは比べ物にならない」程の制球力を身に付け、さらに球速も148km/hを記録した。6月15日の生光学園との練習試合ではノーヒットノーランを達成し、プロのスカウト陣に大きくアピールしたという。
阪神が上位候補に
昨年までもプロが注目していたものの、その素質を評価したものだった。しかし今年に入ってからの投球を見て、先日行われた阪神のスカウト会議でも上位候補に名前が挙がるなど、各球団も本格的に上位候補として検討をし始めているようだ。
最後の夏を迎え、塹江投手が全国でベールを脱ぐかもしれない。その時、甲子園がヒートアップするかもしれない。
今度こそエースが導く初聖地、高松北・塹江 デイリースポーツ紙面 2014/6/28
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