社会人野球日本選手権大会2日目で日本生命vsJR四国の対戦が行われ、日本生命が13-0と大勝した。8番捕手として出場した来年のドラフト注目捕手、小林誠司選手は1安打2打点を挙げた。
またリードでも吉原祥平投手をリードして6回2安打6奪三振、7回も無失点に抑えて完封リレーで7回コールドで勝利した。
この試合には阪神、埼玉西武、オリックスなど5球団が視察し、阪神・池之上スカウトは「来年注目の選手やね」とコメント、埼玉西武・野田スカウトも「肩が強いし打撃も柔軟性がある。良い素材。」と評価した。オリックス・内匠スカウトは「社会人に進んだのは遠回りではない。1年目から経験を積んでいる。強肩とインサイドワークは定評がある。来年は注目すべき選手です」と評価したとニッカンスポーツが報じている。
小林選手は同志社大時代にもドラフト注目捕手として阪神などから上位指名の打診を受けていたが、本人も最終的にはプロを志望しているものの、ドラフト1位でなければ日本生命入りを宣言し、プロ側が指名を見送った。日本生命で1年目から正捕手として活躍し経験を積んだ来年、実戦派で即戦力となった小林選手をドラフト1位で指名する球団が出てくると思う。ドラフト1位12人に入ってくる選手だろう。
日本生命・ルーキーの小林が“後輩”を刺激に攻守に躍動した。同大時代に大学NO1捕手と言われながら社会人入り。今秋に阪神から1位指名を受けた藤浪は大阪泉北ボーイズの後輩で、小林の母・美智子さん(58)が藤浪の水泳の先生だったこともあって旧知の存在。「受け答えもしっかりしていてすごい。藤浪に負けないように、僕も高いところを目指したい」。若い投手陣をけん引し、9大会ぶりの王座を目指す。
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