東京ヤクルトがスカウト会議、桐光学園・松井裕樹投手、九共大・大瀬良大地投手から1位指名

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 東京ヤクルトはスカウト会議を開き、約300人の指名候補を40人に絞り込んだ。

 衣笠剛球団社長が「去年同様に今年も即戦力で」と補強ポイントを話し、ドラフト1位候補については、桐光学園・松井裕樹投手と九共大・大瀬良大地投手の2人に絞り込んだ模様。鳥原公二チーフスカウトは「ここに来て他球団の大瀬良の評価が上がってる。うちは松井の評価も変わらない。」と話した。

 また、「結論はぎりぎりまで出ない」と話し、最終的にどちらを1位指名するのかは、他球団の動向などを見てドラフト直前に決定するようだ。松井裕樹投手に指名が重複するの確実だが、ここへ来て、オリックス、阪神、広島、巨人などが即戦力投手指名へ流れており、その中で頭一つ抜け出ていると思われる大瀬良大地投手にも指名が集中する可能性もある。

 また会議では、全体の指名人数を5、6人とし、即戦力投手と共に、捕手、野手をバランスよく指名する方針との事。東京ヤクルトは順位は確定していないものの今のところセリーグの最下位で、2位指名の順番は早い。亜大・九里亜蓮投手やパナソニック・秋吉亮投手など2位でも即戦力を獲得できる可能性が高いが、今年比較的評価の高い高校生野手も残っている可能性がある。将来の4番候補として、常総学院・内田靖人選手や聖光学院・園部聡選手、また打てる捕手として中村捕手のライバルとして、梅野隆太郎捕手や花咲徳栄・若月健矢捕手、帝京高・石川亮捕手などを指名するかもしれない。

 ヤクルトのスカウト会議が25日、都内の球団事務所で行われ、今秋のドラフト1位候補として桐光学園(神奈川)の左腕・松井裕樹投手、九州共立大の右腕・大瀬良大地投手(4年)の2人を軸にすることを改めて確認し合ったことを明かした。鳥原チーフスカウトは「大瀬良くんの評価が上がっているのは事実だが、松井くんの評価が高いのは変わらない。競合となっても、(一番)いい選手を獲るということ。結論は最後まで出ないと思う」。ドラフト直前まで1位指名選手を見極める方針。

 今ドラフトでは5、6人程度の指名を予定しており、即戦力の投手を上位候補として、それ以外は野手、捕手をバランス良く指名していく。約300人いた候補選手をこの日、40人程度に絞り込んだ。

 ヤクルトは東京・北青山の球団事務所でスカウト会議を開き、約300人の候補リストを40人に絞り込み、1位指名候補には即戦力投手として桐光学園・松井、九州共立大・大瀬良を挙げた。

 衣笠剛球団社長は「去年同様に今年も即戦力で、とお願いした」とし、鳥原公二チーフスカウトは「ここに来て他球団の大瀬良の評価が上がってる。うちは松井の評価も変わらない。結論はぎりぎりまで出ない」と説明。ドラフト直前まで他球団の動向を見極める。

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
 また、ドラフト候補の動画とみんなの評価サイト(player.draft-kaigi.jp)では、みなさまがおすすめするドラフト候補選手が、これまでに3万5千人以上登録されておりその評価も行っています。

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