巨人がドラフト1位候補に東京ガスの石川歩投手をリストアップしている事が、ニッカンスポーツの調べで分かった。
石川投手は185cmの長身から150km/hのストレートを投げ、今年はJABA四国大会で完封勝利を挙げると、都市対抗でも四国銀行戦で7回5安打8奪三振1失点、続く三菱重工名古屋戦でも8回を4安打3奪三振無失点に抑えて2勝を挙げた。先発時は球速を落としてスライダーやシンカーを軸にコントロールを重視して投げるが、リリーフで登板すると目いっぱいのストレートを投げ、横浜DeNAとの練習試合では4者連続三振を奪っている。
巨人は24日にスカウト会議を行っているが、そこで即戦力投手の1位指名の方針が高まり、JR東日本・吉田一将投手、九共大・大瀬良大地投手、国学大・杉浦稔大投手をリストアップしたが、同じくらいの評価として東京ガス・石川歩投手をリストアップしたようだ。
当初、巨人は山下スカウト部長を始め、渡辺球団会長も桐光学園・松井裕樹投手を高く評価していた。しかしリーグ優勝をしたにもかかわらず、来年に向けての投手陣の不安の意見を現場が挙げ、即戦力投手指名の可能性が高まって言る。原監督も「こういう時ほどスカウトの腕の見せ所」と放している。
ドラフト会議では石川歩投手を外れ1位候補とし、大瀬良大地投手、松井裕樹投手、吉田一将投手、杉浦稔大投手のいずれかを指名すると思うが、石川投手には横浜DeNAや広島も高く評価をしている。
巨人が東京ガスの石川歩投手(25)をドラフト1位候補のひとりに考えていることが27日、分かった。
24日に都内の球団事務所でスカウト会議を行い、上位候補には密着して、その後の動向を調査している段階だが、中でも石川の評価が以前よりもアップ。JR東日本の吉田らと並ぶほど、高くなっている。
石川は185センチの長身から最速150キロの速球を投げ込むだけでなく、スライダーとシンカーを操る即戦力候補だ。
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