東北楽天がドラフト会議で智弁学園・岡本和真選手を1位指名する可能性が高まった。関係者が「リストの最上位にいる」と明かしたとのこと。
以前より高く評価
岡本和真選手は高校通算73本塁打を放つ一塁手で、今年のセンバツでは2打席連続ホームランを放つと、夏も甲子園に出場した。また侍ジャパン18U代表では4番を務め、多くの有力選手が集まる中で一人だけレベルが上の打球を放っていた。
東北楽天は岡本和真選手について以前より、「中田翔以来の逸材」と評価をしており、また松井裕樹投手、則本昂大投手といったエース候補は毎年獲得しているものの、野手で4番を任せられる日本人選手がおらず、将来の4番候補として岡本和真選手を最上位に評価した。
巨人、千葉ロッテなどと競合も
岡本和真選手には先日スポーツ報知が巨人のドラフト1位候補最有力と報道した。巨人はこの日もスカウト会議を開き、ドラフト1位候補について「即戦力の投手、将来性の打者」と話し、岡本和真選手がドラフト1位候補に残っている事を示唆した。
また、千葉ロッテも伊東監督が「内野手に面白い選手もいた。競合も辞さない」と話し、日本人の主砲を以前から探していただけに指名してくる可能性がある。
その時には2012年に森雄大投手を、2013年には松井裕樹投手を抽選で獲得した立花社長の出番となる。ドラフト直前に来て、岡本和真選手へ人気が高まってきた。
楽天が将来的に4番を任せられる和製大砲の獲得に動く。球団関係者は岡本について「高卒の野手では日本ハムの中田以来の逸材」と高く評価した上で「リストの最上位にいる」と明かした。
約3時間の会議後、山下哲治スカウト部長は「1位指名は4人に絞った。即戦力を獲るのか、将来性を獲るのか。(22日に)原監督も同席の上で、ビデオを見てもらって判断していきたい。即戦力(の指名候補)は投手」と説明。
出席した伊東監督は「映像を見ながら、スカウトから指名候補選手の報告を受けた。内野手に面白い選手もいた。競合も辞さない」と話した。
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