オリックスはドラフト1位で指名した天理高校の太田椋選手と、契約金8500万円、年俸800万円で仮契約を交わした。背番号は31に決定した。
3番ショートを目指す
太田椋選手は2年生夏の甲子園で、ショートで好守備を見せると、今年は打撃でもスカウトが驚愕するようなホームランを放ち、坂本勇人選手に近い選手として投打に注目されてドラフト1位でオリックスに指名された。
太田選手はプロ入り後の目標とする選手にその坂本選手を挙げ、「坂本選手は成績がすごい。」と話し、「打率、本塁打の数を求めたい。3割打って、20、30本。打点も100打点とか」と話した。また、「ショートにこだわりたい。3番を打って、守れる選手にもなりたい」と、3番ショートで活躍をすることを誓った。
ショートで3割30本100打点を記録したのはこれまでまだいない。100打点を達成したのは阪神の鳥谷選手と西武の時に中島選手の2人が記録している。太田選手も一流遊撃手になるため、まずは坂本選手が3年目に記録した打率3割、そしてプロ初の3割30本100打点の遊撃手になってほしい。そのくらい高い期待ができる選手だろう。
会見では打撃の目標が多かった。守備には絶対的な自信があるとみられる。現在は1日5食を食べ、「夜はお米だけで1キロ食べるようにしています」と話し、体重が夏は74kgだったが現在は78kgに増した。目標とする80kgまで増やし、新人合同自主トレでは一回り大きくなった身体で、ショートで良い動きを見せられれば、1軍キャンプへの参加も期待できる。
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現在は長打力アップを狙い、1日5食の「食トレ」に取り組む。「夜はお米だけで1キロ食べるようにしています」。体重は野球部引退後から4キロ増え、目標の80キロまであと2キロに迫る。この日は元近鉄で現在はオリックス打撃投手の父・暁氏(47)も出席。「努力をして、みんなに応援してもらえる選手になってほしい」と期待した。
「ショートにこだわりたい。3番を打って、守れる選手にもなりたい」。数値目標は「打率3割、ホームランは20〜30本、打点は100」に設定。過去、遊撃手として「3割、30本、100打点」を達成した選手はおらず、100打点も10年鳥谷(阪神)と11年中島(西武)の2人だけ。夢は無限に広がる。
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