ルートインBCリーグの富山サンダーバーズにプロが注目する2人の投手がいると、スポーツ報知が報じた。
速球派の高塩将樹投手とサイドスローの中村恵吾投手
高塩将樹投手は180cm81kgの投手で、トルネードから最速147km/hの速球とフォークボールを投げ、今季は20試合に登板し137イニングを投げて127奪三振を記録、10勝4敗の成績を残している。
藤沢翔陵高から神奈川大に進み、横浜金港クラブでは全日本クラブ野球選手権でノーヒットノーランを達成し、BCリーグの富山入りをした。
中村恵吾投手は180cm72kgのサイドスロー投手で、コントロールの精度と球のキレで勝負する。今季はリリーフで34試合に登板し防御率は4.28で1勝1敗1セーブと成績はそれほど良くないものの、プロのスカウトは評価をしているという。
宇部鴻城高校から神奈川大に進学して富山入り、高塩投手とは大学、富山での後輩となった。
6球団が視察
今季の終盤戦には、北海道日本ハム、阪神、巨人、オリックス、千葉ロッテ、福岡ソフトバンクの6球団のスカウトが視察に訪れていたようで、ドラフト候補に挙がっているようだ。
二人ともどれくらいの評価をされているかは分からないが、これまでは独立リーグの選手は育成での指名が多いものの、即戦力という評価であれば本ドラフトの下位で指名される可能性もある。
ルートインBCリーグ・富山サンダーバーズの最速147キロのエース右腕、高塩将樹(25)とサイド右腕、中村恵吾(25)が、今秋のドラフト候補に浮上した。今シーズン終盤には日本ハムや阪神、巨人、オリックス、ロッテ、ソフトバンクなどが熱心に視察。スカウトの最終チェックを経て、2人が指名される可能性が上がっている。
高塩は右の本格派で、BCリーグ屈指の投手として、各球団のスカウトは高く評価する。今季で3年目を迎え、課題だったスタミナも向上し、投球も安定。トルネード投法で繰り出す力強いストレートは最速147キロをマークした。得意のフォークを武器にして、リーグ2位となる127奪三振を記録。20試合に登板し、リーグ2位の10勝を挙げている。
中村は宇部鴻城高、神奈川大を経て、昨季に加入。セットアッパーとして、今季は34試合に登板した。「コントロールの精度、球質ともに、今年はすべてが良くなった」とチーム関係者。最速は140キロだが、中継ぎのサイド右腕としての期待は高く、複数の球団が指名リストに名前を残している。
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