ドラフトの動き、5月4週のハイライトと来週の予定

ドラフトニュース

 5月4週目は高校野球では東海大会や近畿大会が、大学野球ではリーグ戦優勝が続々と決まり、社会人野球でも都市対抗2次予選が始まり盛り上がりを見せました。

高校野球ドラフト候補の動き

 高校野球の近畿大会では大阪桐蔭、龍谷大平安が初戦で敗れて話題になったものの、近江の小川良憲投手が智弁和歌山に攻略させるなど、プロ注目選手の活躍やプロのスカウトの視察の情報などはあまりありませんでした。

 東海大会は静岡高校の強さが目立ち、2年生の村木文哉投手の安定感が増し、主軸の内山竣選手がホームランを放ち活躍を見せました。内山選手も大学などで注目される選手に成長するかもしれません。

 東北でも都道府県大会が大詰めとなり、一関学院は145km/hの佐竹城一郎投手が決勝で花巻東をねじ伏せました。

 

大学野球ドラフト候補の動き

 大学野球では東農大北海道の井口和朋投手にオリックスなど6球団が、立命大の桜井俊貴投手に4球団のスカウトが注目、共に大学野球選手権出場を決め、東京ドームや神宮でも注目される事になりそうです。

 その他、富士大の多和田真三郎投手も出場を決めましたが、プロ注目の150km/h超投手・田中豊樹投手や栄光貴投手いる日本文理大や、プロ注目のサイドスロー・岡田圭市投手の常葉大浜松キャンパスは選手権出場はならず、ドラフト会議の指名にも少しは影響をするかもしれません。

 東京六大学では高山俊選手が117安打まで通算安打数を延ばし、秋はあと10本でリーグ記録に並ぶ所まで来ました。また上原健太投手もリリーフで最終カード2試合に好投し手ごたえをつかんだとのこと。二人の序盤の活躍が見られず優勝を逃した明治大ですが、秋に向けての手応えは掴んだようです。

 駒澤大の今永昇太投手はリーグ戦の登板は無く、また侍ジャパン大学代表も辞退し、登板機会は秋までお預けとなりました。紅白戦などで登板はしているようですが、どこまで状態が戻っているのか気になる所です。

 

社会人野球ドラフト候補の動き

 都市対抗野球近畿2次予選では、大阪ガスの小畑彰宏投手やパナソニックの近藤大亮投手を阪神の中村GMが視察、獲得に向けて本腰の姿勢を示しました。また東京2次予選ではNTT東日本の横山弘樹投手に12球団のスカウトが視察、現在のところ社会人投手注目度NO1で、187cmからの150km/hの投球は、ドラフト1位候補となりそうです。

 

プロ野球の動き

 広島はスカウト会議を開き、167人まで絞り込んだようですが、ドラフト上位候補は上原健太投手が有力も、県岐阜商・高橋純平投手、東海大相模・小笠原慎之介投手などの名前も挙がりました。広陵高校出身でチームの補強ポイントでもある左腕投手の上原投手が有力と見られますが、春のリーグ戦でピリっとした投球があまりみられず、この時点で1位指名を決めるという所まではいかなかったようです。

 

来週の動き

 高校野球や近畿大会の準決勝、決勝が行われ、智弁和歌山vs神戸国際大付、彦根東vs北大津の対戦となります。北海道大会も北照vs北海、白樺学園vs駒大苫小牧と強豪同士の対戦となりました。

春季高校野球(2015)近畿大会の対戦カードと注目選手一覧 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

2015年度-北海道のドラフト候補リスト

2015年度-近畿のドラフト候補リスト

 

 大学野球は大学野球のハイライトと言える早慶戦が行われます。ポスターが話題となり応援席のチケットが完売となるなど、応援指導部の活躍で注目度が増していますが、ドラフト的には5本塁打で本塁打王が確定している茂木栄五郎選手が、6本目、7本目を見せるか、現在首位打者で4年生で華麗なるブレークを見せた丸子達也選手が注目されます。

 また調子がいまいちの慶大、谷田成吾選手、横尾俊建選手のプロ注目スラッガーコンビ、そして横尾選手と日大三で甲子園を制覇した早稲田大・吉永健太朗投手にも、4年生となる早慶戦の舞台で熱いものを感じて復活を見せてほしい所。

早稲田大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

慶応義塾大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

 

 社会人野球は各地で都市対抗2次予選が進み、ますます注目される選手が出てきそうです。

2015年度-社会人のドラフト候補リスト

 

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