桐光学園・松井裕樹投手、4回6失点でノックアウト、巨人など3球団のスカウト視察

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 国体で行われた大阪桐蔭vs桐光学園の対戦、桐光学園は昨日の新潟明訓戦で7回を投げて15奪三振を記録している松井裕樹投手が先発した。

 最速は147kmを記録した高めのストレート、それにこれまでは面白いように空振りを奪えたスライダーを大阪桐蔭の選手は手を出さず、初回から四球を連発して2失点、悪送球に2つの暴投も重なり、4回3安打5奪三振を記録したものの、106球を投げて6失点で降板、優勝候補の壁の高さを見せ付けられた。

 連投の疲れもあっただろうが、「威圧感があった。自分の投球が通用しなかった」と素直に負けを認めることができていた。これで来年はもっと成長した松井投手の姿が見られるのではないかと思った。

 秋季神奈川県大会で敗れ、センバツ出場の可能性がほとんどなくなった桐光学園にとって、大阪桐蔭と対戦できるのは夏の甲子園だけとなる。松井投手は「もう一度、大阪桐蔭と当たるなら甲子園。ベストコンディションで投げられるとは限らない。連投でもしっかり投げられる体力をつけないと」と話し、リベンジを誓った。

 大阪桐蔭は2年生の森友哉捕手が3番に座り4打数4安打3打点、松井裕樹投手からはフェンス直撃のスリーベースヒットなど3打数2安打を記録し、同学年対決を制した。来年は投手のドラフト目玉候補が松井裕樹投手なら、野手のドラフト目玉は森友哉捕手になるのは間違いないだろう。

 この日は、阪神、福岡ソフトバンク、巨人の3球団のスカウトが視察に訪れた。阪神、福岡ソフトバンクは藤浪晋太郎投手の視察もあるだろうが、今年のドラフトで菅野智之投手を1位指名する巨人は、おそらく、松井裕樹投手、森友哉捕手の視察が目的だろう。来年のドラフトに向けての動きも出てきた。

 

 

 大阪桐蔭の壁は高かった。松井はボール球になるスライダーを見極められ、初回から四球を連発。7四球に自らの悪送球や2つの暴投なども重なり、4回3安打5奪三振ながら、6失点(自責4)でKOされた。球数は102球も要し、「自分のピッチングが通じなかった。力の差を感じました」と肩を落とした。

 救援で7回101球を投げ15Kを奪った準々決勝からの連投だった。自己最速タイの147キロを計測したが、力任せに投げた直球はキレを欠いていた。「もう一度、大阪桐蔭と当たるなら甲子園。ベストコンディションで投げられるとは限らない。連投でもしっかり投げられる体力をつけないと」と課題を口にした。
全文はスポーツ報知のサイトをご覧ください。

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