ドラフト会議で指名された選手の中で指名球団よりも先に侍JAPANのユニフォームを着てプレーする選手がいる。
アマチュアから4選手
小久保裕紀監督率いる侍JAPANは監督・コーチ会議を開き、11月8日からの台湾戦に向けて候補の選出などを行った。その中でアマチュア選手から4人が選出された模様だ。広島のドラフト1位・大瀬良大地投手については、ドラフト前からメンバー入りが報道されているが、大学生からはもう一人が選ばれる予定で、候補には北海道日本ハムドラフト3位の明治大・岡大海選手がメンバーに残っているようだ。
大瀬良大地投手と岡大海選手は今年の夏に行われた日米大学野球の日本代表としてJAPANのユニフォームを着てプレーしている。また社会人からも2名が選出される予定で、28日に発表される見込みだ。
プロ側は豪華メンバー
今回は26歳以下の選手で戦うということで、プロ側のメンバーは1年目で16勝を上げた東京ヤクルトの小川泰弘投手の選出が濃厚で、他にも今日から日本シリーズを戦う東北楽天、巨人の選手も選出も決まり、則本昂大投手や菅野智之投手も選ばれそうだ。
野手では北海道日本ハムの中田翔選手、埼玉西武の浅村栄斗選手、東北楽天の銀次選手が主軸候補として選ばれ、他にも横浜DeNAの梶谷隆幸選手、広島の菊地涼介選手、丸佳浩選手が、さらにオーバーエージとして、福岡ソフトバンクの内川聖一選手、松田宣浩選手なども選ばれる見通しで豪華メンバーとなる。
この日、小久保監督と7人のコーチは都内でスタッフ会議を行い、代表選手を絞り込んだ。選考基準について、指揮官は「今年しっかり成績を残した若い選手」と説明。26歳以下の若手を軸に選考し、数人のアマチュア選手を含めた28選手は、近日中に正式発表される。
「小久保ジャパン」には、小川が投の柱として名前を連ねたほか、広島が1位指名した大瀬良大地投手(22=九州共立大)も加わったとみられる。24日のドラフトで3球団が競合した大学NO1右腕は、2戦目以降で先発を託される可能性も十分ありそうだ。攻撃陣は中田(日本ハム)、浅村(西武)といった若き大砲を軸に据えつつ、オーバーエージで内川、松田(ともにソフトバンク)、嶋(楽天)らを選出する見通しとなった。
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