遠投120mの肩と、高校通算18本塁打のパンチ力が注目されている磐田東の二俣翔一選手が練習試合で2ベースヒット3本を打ち、視察した広島スカウトが高く評価した。
ここに合わせてやってきた
二俣翔一選手は遠投120mの強肩捕手で、高校2年生春から本格的に捕手となり、プロが注目する選手になっている。また50m6.2秒の足と、これまで高校通算18本塁打の打撃にも注目をされている。
この日、磐田東は今年初の練習試合を行い、島田樟誠と対戦をしたが、3番捕手で出場した二俣選手は3本の2ベースヒットを打つ活躍を見せた。「本来なら春季大会が始まっている時期。ここに合わせてやってきた結果が出た」と、5打数3安打1打点の結果を残した。冬のトレーニングで体重が5kg増え、打球速度や飛距離がアップしたという。
またこの日は9回に4番手投手として登板すると、最速142キロを記録した。これまでの最速は144キロでリリーフ投手としても力を見せている。
この試合には広島の松本スカウトが視察に訪れ、「変化球のタイミングの取り方がうまく、内角への対応の技術もある。」と評価、「候補に入ってくる」とドラフト候補としてリストに加えた。
二俣選手は進路について、プロ1本としており、静岡の強肩強打の捕手がプロ入りへの一歩を踏み出した。
2020年度-高校生捕手のドラフト候補リスト
2020年度-高校生-静岡県のドラフト候補リスト
磐田東 二俣二塁打3本1打点 日刊スポーツ紙面 2020/3/28
コメント