東北楽天がスカウト会議、ドラフトの方針とスカウトの担当地区の確認を行う

東北楽天ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 東北楽天は今年初となるスカウト会議を行い、今年のスカウティングの方針と、スカウトの担当地区の変更を確認した。昨年まではチーム構成を考慮し、弱点のポジションを補強するドラフトだったが、今年は選手のレベルで指名選手を決める方針となったようだ。

 昨年までは捕手、リリーフ投手、主軸となる高校生、左腕投手と、ポジションにターゲットを絞って菊地雄星投手、大石達也投手、藤岡貴裕投手、森雄大投手などを1位指名してきた。結果的に他球団と競合するなどレベルの高い選手を指名しており、競合を避けているわけでは無さそうなのだが、左腕などにこだわることなく北海道日本ハムのようにその年の1番の選手を指名する事になりそうだ。

 高校生ならば桐光学園・松井裕樹投手、大阪桐蔭・森友哉選手、仙台育英・上林誠知選手、大学生ならば大瀬良大地投手、社会人ならばJR東日本・吉田一将投手などが挙げられそうだが、今後、誰の名前が挙がってくるか楽しみだ。

 また東北楽天は、昨年末に一気に5人のスカウトが退団したこともあり影響が心配される。新任となる山下勝充スカウトが四国・中国の担当スカウトになるなど、大きく変わってゆきそうだ。

 

球界情報 スカウト会議 - スポーツ報知紙面:2013/1/23

 

球界情報 Eスカウト会議 - ニッカンスポーツ紙面:2013/1/23

 

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yuki

 1996年よりドラフト会議ホームページを解説し、30年間に渡ってドラフト候補選手の分析や12球団のドラフト会議の指名を分析してきました。
 雑誌「野球太郎(http://makyu.yakyutaro.jp/)」にも執筆。
 2008年からはドラフト会議に関する情報を毎日投稿しており、2024年時点で23,000以上の記事書いています。
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