横浜DeNAはこの日、韓国・ネクセンと練習試合を行った。注目されているドラフト3位ルーキー・倉本寿彦選手は3安打、ドラフト5位ルーキーの山下幸輝選手は2安打を記録し、開幕1軍にまた前進している。
目標を変更
この日は倉本寿彦選手が7番指名打者で出場し、5打数3安打1打点の活躍を見せると、山下選手は途中から石川選手に変わり1番セカンドに入り、2打数2安打1打点を記録した。
山下選手は7回に2アウト2塁の場面でタイムリー2ベースヒットを放ち、結果を残した。「最初は開幕1軍が目標だったけど、今は開幕スタメンを取らなきゃいけないと思っている」と話す山下選手、「開幕スタメンにつながるヒットだったと思う」と話し、スタメンどりに思いを強くした。
まだ争いの段階
中畑監督も「倉本は思い切りがいい。ムシキングはシーズンで使ったら3割打つんじゃないのという雰囲気がある」と話し、二人の活躍を高く評価している。
ただしまだ練習試合やオープン戦の序盤の段階で、1軍クラスの投手はまだ本当の実力を見せていない。これから1軍クラスの投手が本気になってきた時にどんな結果を残せるか、これからが勝負となる。
また、昨年は千葉ロッテのドラフト5位・井上晴哉選手が打率.435を記録し、ドラフト制以降で新人初となるオープン戦首位打者となったが、シーズンに入ってからは打率.211と苦しんだ。
昨年は12失策と、エラーの多かったショートの山崎憲晴選手や、打撃が思うように挙がってこなかった石川選手ではあるが、二人も巻き返しを狙っている。守備のレベルでは1段上にいる。
新人という事もありアピールをし続けなければならないが、一喜一憂するのはまだ早い。3月中盤にしっかりと守れること、1軍クラスの投手にきっちりバットを振り抜けるか、冷静に見ていたい。
またもドラフト3位・倉本(日本新薬)と5位・山下幸(国学院大)の「KY」コンビが開幕スタメンに向けてアピールに成功した。倉本が3安打、山下幸が2安打で、中畑監督は「倉本は思い切りがいい。ムシキング(山下幸)はシーズンで使ったら3割打つんじゃないの?という雰囲気がある」と絶賛した。
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