駒大、江越大賀選手が3得点に絡む活躍、1年生・東野龍二投手が5回パーフェクト

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  明治神宮大会で優勝した駒澤大は、阪神がドラフト3位で指名した江越大賀主将と、1年生の東野龍二投手も活躍を見せた。

3点に絡んだ江越大賀選手

 大学屈指の身体能力を持ち阪神からドラフト3位指名を受けた江越大賀選手は、この日はショートゴロも全力疾走するとファーストがエラーをして先制点を奪い、8回には2アウト1,3塁からセンターの前にフライを打ち上げたものの、野手の間に落ちてその間に2点が入る、2点タイムリー2ベースとなった。

 打撃に関しては良い当たりではなかったものの、自慢の足で3点を奪う活躍を見せた。初戦、2戦目ではレーザービームで得点を阻止するなど、勝負の決め手で江越選手の姿があった。

 視察した阪神の中尾スカウトも、「絶対に”持ってる”よ」と持っている選手であることを強調した。「泥臭く当たり前のことをやっていくのが駒大の野球。」と話した主将は、大学日本一を手土産に、阪神入りする。

 

5回パーフェクト投球

 この日、先発したのは昨日の準決勝に引き続き1年生の東野龍二投手だった。175cmでストレートは130km/h後半だが、履正社高校でエースとして投げ3年春には初戦で敗退したものの甲子園で登板している。大胆な投球が特徴で、打者を見て投球ができる。

 「打者がビックリした感じになるところがいい」と話す高校3年時にマスターした「80キロカーブ」をこの日も駆使し、3年生で100安打を達成している明治大・高山俊選手には2球連続で投げてタイミングを外し最後はセカンドゴロに打ち取った。

 またそのカーブの後に投げられるストレートは、130km/h台ながらもキレの良い球で5回を投げて4者連続を含む6つの三振を奪った。東海大四の西嶋亮太投手と共通点があるようにも見える。

 5回ノーヒット無四球でパーフェクト、6回からはエースの今永昇太投手にバトンを譲ったが、全国の決勝の舞台でのこれだけの投球は、ただものではない。

 阪神からドラフト3位指名を受けた駒大・江越が男泣きした。1点リードの8回2死一、三塁から中前へポトリと落ちる幸運な2点適時二塁打。強風を味方につけた一打に「落ちてくれると信じて走りました。いろんな人に支えられた日本一です」と声を震わせた。

  履正社高(大阪)3年の時、コーチに「上でやりたいなら、お前には緩いカーブが必要だ」と助言され、マスターに着手。「打者が、ビックリした感じになるところがいい」と笑う自称「80キロ」カーブと、130キロ台後半の直球との50キロ差の緩急を駆使し、4者連続を含む6三振を奪取。予定の3イニングを超え、5回ノーヒッターの快投を演じた。

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