創価大・田中正義投手、池田隆英投手が10月3日にプロ志望届提出へ

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創価大の田中正義投手が4戦中で3登板目となる試合に先発し、7回を投げて2安打1失点、5四球と苦しんだ。しかし152キロを計測し6つの三振を奪った。田中正義投手と池田隆英投手は、10月3日にプロ志望届を提出する見込み。

投手の苦しみを経験

昨年秋の田中正義投手は5戦5勝、防御率0.00の超人的なピッチングを見せていた。その前の夏にプロ若手選手に対しても4回パーフェクト8奪三振ピッチングをしており、人の手には及ばない所で投球をしていた感じだった。打てないストレートを投げ、コントロールも大きく狂う事はなかった。その為、普通に投げていれば勝手に相手が三振してくれるような印象だった。

しかし今年春のリーグ戦、そしてこの秋は、田中投手が人間の投手として苦しみを味わっているように見える。この日は初回から3回まで先頭打者に四球を与えた。しかし「頭が突っ込んでいたかも。頭残したらいい感じになった。あきらめないでやっていけば、いつか修正できると思っていた」と試合中に修正して立ち直りを見せ、4回1アウトからは4者連続三振、152キロの速球で空振りを奪った。

6回2アウトまでノーヒットピッチングを続けが、初ヒットを許すとこの回で降板した。岸監督にこの日の先発を伝えられた。初戦に先発、2回戦にリリーフ、そしてこの日の先発と4日間で3試合目の登板となった。岸監督より「ここで踏ん張らないと精神的にも肉体的にも強くならないぞ」と話され、田中投手も「僕もそう思います」と話したという。視察した千葉ロッテの永野チーフスカウトも「4日間で3度のマウンドがいい経験になったと思う」と話した。

昨年秋の状態のままでプロ入りしていたら、調子を崩した時、または相手打線に捕まった時にどのようになるのかわからなかったかもしれない。またプロのスカウトはその辺の見たい所だったのだろうと思う。大学でその経験をすることができ、スカウトもその姿をしっかりとみて、安心してプロ入りできるだろうし、ドラフト1位で指名することができる。

プロ志望届提出へ

この日は千葉ロッテの他、中日、阪神など4球団のスカウトが視察をした。千葉ロッテの永野チーフスカウトは「Sクラスという素材の良さは変わらない。きょうは立ち上がりが不安定だったけど、気持ちを入れて修正していた。」と話す。

おそらくすべての球団がドラフト1位候補のリストに残していると思う。

またこの日は8回から池田隆英投手が登板し、2回を2安打無失点、最速は149キロを記録した。中日の正津スカウトは「ストレートはよかった。力はありますね」と評価した。

田中正義投手と池田隆英投手は10月3日にプロ志望届を提出する。

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4回戦のうち3度登板し、中1日で先発。岸雅司監督は「こういう起用法は初めて。“おまえの野球人生が変わるかもしれない試合”と言った」とし、本人は「僕もそう思います」と答えたという。3日には同じドラフト候補の池田隆英投手(4年)とともに志望届を提出する。ロッテ、阪神など4球団のスカウトの前で投球中に何度も「よっしゃあ!」と雄叫びを上げた田中は「意識して(気持ちを)奮い立たせようとした」と話した。

プロ志望届の提出期限は10月6日で、この日は4球団のスカウトが視察。ロッテ・永野チーフスカウトは「4日間で3度のマウンドがいい経験になったと思う」と、そのスタミナを評価した。

岸雅司監督(61)からは試合前、「ここで踏ん張らないとプロで通用しないぞ。精神的にも肉体的にも強くならないといけない」とゲキを飛ばされた。疲労が抜け切らなくても、「僕もそう思います」と意地で応えていた。プロ4球団のスカウトが視察し、ロッテの永野チーフスカウトは「気持ちを入れて修正している。あんなに声を出しているのは初めて見たし、自分を奮い立たせているのでは」と評価した。

この日は直球とスライダーを軸にして、自己最速にあと2キロに迫る149キロをマーク。「前日に負けた相手だったので、余計に力が入った。後ろで投げた時の方が真っすぐが走る感じなので、これを先発でもいかしていきたい」。中日の正津スカウトは「ストレートはよかった。力はありますね」と評価した。

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