プロ注目右腕リレーで明治大が優勝

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東京六大学リーグは、明治大が立教大を3-1で下し優勝した。柳裕也投手が7回を1失点に抑えると、星知弥投手が2回をパーフェクトに抑えた。

プロ注目投手リレー

明治大のエースとして、1戦目と3戦目は必ず投げ、法大戦では3連投もした柳裕也投手だったが、さすがにこの日は疲労が見え球速は最速で144キロ、立教大打線に8安打を許し四死球も3つを与え、三振も5つしか奪えなかった。それでもカーブなど変化球を織り交ぜ、またバント処理で併殺を奪うなど、投球と投手としての総合力、そしてエースとしての責任感で7回を1失点に抑えた。

そして8回からは154キロ右腕の星知弥投手が登板すると、この日は完璧な投球を見せ、2回をノーヒット2奪三振無四球でパーフェクトに抑え、立教大に3-1で勝利し優勝した。

柳投手はこの日の投球でシーズン6勝を挙げ、防御率0.87でリーグトップ、そして72回1/3を投げて87奪三振と非常に高い奪三振率ものこし、勝ち星、防御率、奪三振数でリーグ3冠となった。チームの優勝させ、エースとして十分の活躍を見せた。

疲労は心配ではあるが、大学野球選手権や日米大学野球でも活躍が期待できるし、秋のドラフト会議では即戦力で勝てる投手の筆頭候補として指名されることは確実だろう。この日は阪神の平塚スカウトが「タフさが増した。4年生になると調子を落とす投手が多い中、上がっている。非常に楽しみ」と評価した。

2戦目

明治大は今シーズンは5カードすべて勝ち点を奪った。しかし全てが2勝1敗と2戦目に課題を残した。期待された星知弥投手は3試合に先発をしたものの最長で投げたのは5回2/3(4失点)で、結果を残せなかった。リリーフの方がこの日のように良いピッチングを見せる。

大学野球選手権や秋のリーグ戦は、星投手はリリーフに固定し、3年生の水野匡貴投手、斉藤大将投手や1年生の森下暢仁投手などが2戦目を任せる事になりそうだ。4年生以外の投手が2戦目を任せられるようでなければ、柳投手が抜ける来年は厳しくなる。

立教大優勝ならず

立教大は今季ブレークした田村伊知郎投手が3連投となる先発をしたが、6回2/3を投げて6安打3失点、エースの沢田圭佑投手も1回を1安打無失点に抑えたものの、明治大の4年生二人に及ばなかった。

沢田投手は1年生の秋からエースとしてフル活躍をしてきたが、昨年ごろから球威が落ち苦しいピッチングになっていた。もし田村投手と二人が万全の状態だったら、明治大の二人と互角以上の投球ができたかもしれない。

明治大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

立教大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

2016年度-大学生投手-右投のドラフト候補リスト

2016年度-東京六大学リーグのドラフト候補リスト

前日の試合終了直後に溝口智成監督から先発を告げられた。5回まで1安打無失点。6回に先制点を献上も7回、自らの適時打で追いついた。しかし、その裏に連続適時打を浴びて降板。3日間計235球の熱投は実らなかった。

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