関西学生リーグの近畿大が練習を開始し、186cmの大型右腕・畠世周投手に巨人、阪神、東京ヤクルトの3球団のスカウトが姿を見せた。
3試合連続完封
近大の畠世周投手は186cmの長身から150キロの速球を投げおろす右腕で、常時140キロ中盤の速球が投げられる。昨年秋に3試合連続完封勝利など6勝3敗の成績を残しブレークし、スケールの大きさでは創価大・田中正義投手に次ぐ右腕投手。
この日は巨人、阪神、東京ヤクルトの3球団が視察し、阪神の畑山スカウト統括補佐は「直球には力がある」と評価している。
昨年から坂道ダッシュで体幹を鍛え、また72kgだった体重も79kgまで増やしたといい、さらなる成長が期待できる。春のリーグ戦でどんな球を投げるのかが非常に楽しみで、それ次第では田中正義投手と比較されるようになるかもしれない。注目したい。
近大・畠始動 スポーツニッポン紙面 2016/1/13
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