創価大・田中正義投手が始動、8球団スカウト視察しスポーツ紙も1面で取り上げる

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創価大が八王子にあるグラウンドで練習をスタートさせ、今年のドラフト会議の目玉・田中正義投手が始動した。この日はパリーグ6球団と巨人、横浜DeNAのスカウトが視察に訪れたほか、テレビは在京キー局6局に、50人の報道陣が詰めかけた。スポーツ紙では日刊スポーツ、スポーツ報知、スポーツニッポンなどが1面に掲載した。

8球団スカウト

視察に訪れた8球団のうち、巨人は山下スカウト部長と吉武スカウトが、北海道日本ハムも2人体制で視察を行った。スカウトのコメントは以下の通り。

○福岡ソフトバンク・山本スカウト:「真っすぐで空振りが取れるのが一番。走り方を見ても体全体を意識している感じ。神経が細やかですごくしっかりした考え方を持っている。」

○千葉ロッテ・永野チーフスカウト:「何年に一人という選手で、田中、松坂、ダルビッシュと同じカテゴリーに入ってくる」

○北海道日本ハム・今成スカウト:「あわよくばメジャーも欲しがる。大谷とかダルビッシュ、田中とかそれくらいのスケール」

○東北楽天・沖原スカウト:「超即戦力。スケールが大きいのは間違いない」

○オリックス・牧田スカウト:「実力は群を抜いている。ストレートはもちろんフォークもいい」

○巨人・山下スカウト部長:「右の本格派でストレートで三振が取れる。上原以来の大物投手じゃないかな」

○横浜DeNA・武居スカウト:「もう別格。彼は他とは違う」

 

田中将大投手、ダルビッシュ有投手、大谷翔平投手や松坂大輔投手という名前が比較対象として出てくるほど、田中正義投手の評価は高い。

 

注目に田中投手は

田中投手は練習スタートの1時間前にグラウンドに姿を見せると、大勢の報道陣などに「昨日からすごいよと聞いていた。予想はしていたけどちょっと動じました」と話し、驚きを見せた。それでも練習は、今年は年末年始も休まずに練習をしており、坂道ダッシュやキャッチボールなどのメニューを淡々とこなした。

注目の中での練習に田中投手は「これを乗り越えないとプロでやっていけない。今のうちから経験できるとプラスに考えたい」と話し、これも練習と捉えていた。

最速156キロの速球を投げ、昨年はプロの若手を相手に4回パーフェクト8奪三振投球を見せた田中投手、今年さらに進化するといったいどんな投手になるのか、注目はまだ始まったばかり。

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今秋ドラフト最大の目玉の本格始動。練習開始の約1時間前に田中がグラウンドに現れるとテレビカメラが一挙手一投足を追いかけた。女性アナウンサーまで駆けつける異例のフィーバーに「だいたい予想通りでしたが、ちょっと動じました」と苦笑い。注目度は高まる一方だが「こういうのを乗り越えないと上ではやっていけない。プロに行ったらもっと凄いと思う。いまから経験できるのはプラス」と言ってのけた。

巨人と日本ハムはスカウト2人態勢で訪れ、巨人の山下哲治スカウト部長は「上原(浩治)以来の大物投手。直球で三振が取れるのは見てて気持ちが良い。160キロが出てもおかしくない」と絶賛。ロッテの永野吉成チーフスカウトは「素材では松坂、ダルビッシュ、岩隈と同じ位置にいる」とうなった。すでに1位指名を公言している楽天の沖原佳典スカウトは「超即戦力。スケールが大きいのは間違いない」と目を細め、ソフトバンクの山本省吾スカウトは「いますぐ先発ローテーションの中心で回れる力がある。可能性の底が見えない」と高く評価した。

特に巨人は、山下スカウト部長と吉武スカウトがそろって視察。日本ハムも2人体制という熱の入れようだ。「右の本格派でストレートで三振が取れる。上原(浩治)以来の大物投手じゃないかな」と同部長。大卒1年目に20勝で投手部門のタイトルを総ナメにし、現在はメジャー、Rソックスで勝利の方程式の一角を担う、かつてのエースに重ね合わせた。

「ドラフトを意識しないといえば嘘になるが、まずは日本一になること。目の前の一つ一つを勝っていけるようにしたい。年末年始に、一日も動かない日がなかった」

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