関西5リーグ対抗戦は決勝戦が行われ、関西学生リーグの立命大・桜井俊貴投手が3試合連続の先発のマウンドに上った。3回を投げて5奪三振、阪神のスカウトが評価をしている。
3連投
初戦の阪神大学リーグ戦、京滋リーグ戦、そして決勝の近畿学生リーグ戦と3試合連続で先発となった桜井俊貴投手、この日は3回を投げて3安打を許し2四球を与えるなどさすがに疲労を見せた。
それでも5つの三振を奪って無失点に抑えた。初戦は4回1安打無失点、2回戦は3回ノーヒット、これで合計10回4安打で無失点、エースとしてリーグを優勝させ、秋の神宮大会出場に向けてスーパーシード(決定戦で1勝すれば神宮大会出場)を獲得した。
今大会からワインドアップにフォームを変えて臨んだ桜井投手、「力を入れなくてもボールがいくようになった」とさらなる成長に手ごたえをつかんでいる。この投球を視察した阪神の熊野スカウトも「ピンチでも落ち着いていて投げてた」と評価した。
桜井投手も侍ジャパン大学代表の候補だった。プロへの思いを強く持つ桜井投手、大舞台に立ちたかっただろうが、今年は大学野球選手権でも1イニングのみの登板に終わるなど、ついていない所もある。ただしこういうピッチングで積み重ねることで、プロへとつながる。
虎スカウトも評価、桜井危機も冷静 デイリースポーツ紙面 2015/6/30
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