駒大・今永昇太投手はリーグ戦で登板せず、ユニバーシアードの出場も辞退へ

大学野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 東都大学リーグはこの日、駒大が国学院大に勝利し、全ての順位が確定した。ドラフト1位候補左腕の今永昇太投手はこの日も登板せず、今季はまだ試合はあるものの西村監督は登板が無いことを明言した。

紅白戦では登板も

 駒澤大は2年生でエース格として登板している東野龍二投手がこの日も第1戦で先発し、国学院大に8安打を許したものの8つの三振を奪うなど要所を締めて3-0で完封勝利した。これで駒澤大学は4位が確定した。

 エースの今永投手はこの日はベンチ入りもせずにスタンドから見守った。そして試合後に西村監督は「投げません。今永を放らせるなら、若手に経験を積ませた方がいい」と、まだ国学院大のカードが続くものの順位が確定したため今永投手は登板させず、若い投手に経験を積ませる方針を示した。

 今永投手は既に紅白戦などでは登板するなど、「肩はもう大丈夫」と話しているというが、今季は一度も登板する事無く終わり、故障の具合や、昨年のようなキレの良い球が投げられるのかなど、不安な点を残し、春のシーズンを終えた。

 

ユニバーシアードの出場も辞退へ

 また西村監督は今永投手のユニバーシアードの出場についても「リーグ戦で投げていないので、いきなり実戦に投げて負担になるのでは。将来がある投手なので、このカードが終わって一段落したら、監督に相談したい」と、リーグ戦終了後に明治大の善波監督に今永投手の状態を報告した上で出場辞退という事になりそうだ。

 今永投手の登板機会は、夏のオープン戦、そして秋のリーグ戦まで持ち越しとなった。昨年までの投球で評価はドラフト1位間違いなしで固まっているものの、即戦力左腕として考える球団にとっては、故障の状態が心配される。

 ドラフト直前のスカウト会議で、担当スカウトが間違いなしと今永投手を推すことができるくらいの投球を、秋は見せてほしい。

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開幕前に左肩を痛め、ベンチから外れた今秋ドラフト候補のエース左腕・今永について、西村亮監督は「状態が上がってこない。(今季の登板は)ないです」と説明。今永はユニバーシアード夏季大会(7月、韓国・光州)の日本代表メンバーに入っているが「シーズンが終わってから(日本代表の)善波監督に報告します」とした。

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