明大・高山俊選手は117安打で記録まであと10本に、プレッシャーの中で順調に安打伸ばす

大学野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 東京六大学では明治大vs立教大の試合が行われ、明治大が勝利して今季の試合が終了した。高山俊選手はこの日も2本のヒットを記録し今季は17安打、リーグ通算安打記録の127まであと10本とし、秋は順調にいけば記録達成は確実となりそうだ。

プレッシャーの中で

 昨年の秋季リーグ戦で100安打を達成し、それから半年の間、高山選手には、最多安打記録更新という大きなプレッシャーがかかっていたと思う。あと27本と迫った状態でこの春にどれだけ記録に近づけるかどうかが大切だったが、今季は打率.333で17本のヒットを記録し、秋は10安打で記録に並ぶ所まで数字を延ばした。

 高山選手は2年時は春13本、秋13本で、年間26本だった。ヒット数は多かったものの打率は1年秋から3季連続で2割台だった。しかし3年時は春19本、秋19本で38本を記録し、秋は打率.358を記録している。そして今季は状態は決して良くなかったものの.333を記録し、苦しい中でも結果を残すことができた。これはプロのスカウトにも非常に大きなアピールとなったのではないかと思う。

 1番打者として打点こそ6点と少なかったものの2本塁打と長打力もみせた。秋はケガなどが無ければ記録王手まではスムーズにいくだろう。そして記録が近づくと、ヒットが止まったりという事があるかもしれないが、それも乗り越えてくれるだろう。

 

上原健太投手も納得のリリーフ

 また明治大はプロ注目の190cm左腕・上原健太投手が、この日は8回から登板し、2回を1安打3奪三振で無失点に抑えた。昨日も3回を投げて1安打5奪三振で無失点に抑えており、「やっと自分らしい持ち味が出せた」とシーズン最後になって自らのピッチングを見せることができた。

 当初は山崎福也投手の抜けた先発1戦目のマウンドが考えられていたが結果が残せず、昨年までと同じようにリリーフや、2戦目の先発で5回あたりまで投げるような形で落ち着いた。

 横浜DeNAの山崎康晃投手が、プロでは先発として期待されたがオープン戦で結果が出せずに大学時代に活躍したリリーフとして結果を残している。上原投手もリリーフの方が向いているのかもしれない。

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3回に一塁内野安打を放ち、5回には右前打。今季6度目のマルチ安打を記録した。打率・333に「悪くはないが、納得はできない。もう少しやれたと思う」と満足はしていないが、明大OBの高田繁の持つリーグ記録の127安打まで、残り10本にした。

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