【2015ドラフト注目ポイント】明治大・上原健太投手、大学NO1左腕への道

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 明治大の上原健太投手は、既に今年のドラフト会議で1位指名は間違いないといわれる投手だ。その所以は「190cmから151km/hの速球を投げる左腕投手」という事が大きい。実績も伴ったドラフトの超目玉になるかどうかが2015年のドラフト会議のポイントの一つ。

成績

 上原健太投手は大学2年となった2013年の秋に防御率0.88を記録して、防御率0.72で広陵高校の先輩の早大・有原航平投手と争った。また3年となった昨年秋には防御率0.96で見事、最優秀防御率に輝いている。

 しかし、2013年は規定投球回数24に対して登板イニング数が30回2/3、2014年に関しては規定投球回数28に対して28イニングちょうど、主にリリーフで規定投球回にのせてタイトルを獲得している。ちなみに2013年の有原航平投手は50回1/3、2014年秋に2位だった立大の沢田圭投手は65回を投げている(これは多すぎるが)。

 エースだった山崎福也投手は2014年秋は夏の故障の影響もあり防御率3.83と良くなかったものの、40回を投げてエースとしての役割を果たし、オリックスにドラフト1位指名されてプロ入りしている。思えば上原健太投手は広陵高校でも大型左腕として注目されたが、先輩の有原航平投手が活躍したのに対し、あまり活躍を見せられずにいた。

 

素質の高さを評価

 しかし上原健太投手はドラフト1位候補として、山崎福也投手よりも1位指名が確実視されている。それはやはり190cmの長身左腕で151km/hを投げる事、バッターが怖さを覚えるという球を投げる、そして抜群の身体能力、という素質に注目されてという事だろう。

 小学生の時には100m11秒9という記録を出し、今でも50mでは5.6秒を記録するなど、190cmの体がありながら驚異的なスピードを見せるアスリートと言える。これからもまだまだ成長が期待できる選手に見える。

 

実績も伴ったドラフト1位選手に

 上原投手は「最低でも10勝以上、野村さんがやられた防御率0.00も狙ってゆきたい。」と山崎福也投手や野村祐輔投手などドラフト1位でプロ入りした選手が残した成績を自分も残して、「大学NO1左腕」としてプロ入りしたいという目標を話した。

 今のところ、実績で大学NO1なのは、昨年秋に7勝を挙げるなどこれまで東都で18勝を挙げ、また昨年秋には明治神宮大会で大学NO1となった今永昇太投手だろう。今年は山崎福也投手が抜け甘えるものは無くなった。大学NO1左腕と呼ばれるんには、エースとしての成績が求められる。

 上原投手が春の少なくても1戦目に先発して4勝すれば、名実ともに大学NO1の評価を受ける事となりそうだ。

 

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