明大・山崎福也投手が6回3失点で20勝達成、日米11球団スカウトの前で

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 東京六大学の明治大vs早稲田大の試合で、明大先発の山崎福也投手が6回を投げて5安打3失点に抑えて勝利投手となった。この試合には日本9球団、アメリカ2球団の11球団のスカウトが視察に訪れた。

今季初先発

 山崎福也投手は先週の東大戦では調子が上がらずに先発から外され、2試合にリリーフで登板していた。そしてこの日の早大戦は今季初先発すると、6回を3失点、最速は141km/hだったものの粘りの投球を見せた。

 「素直にうれしい。ていねいにコースを突けた。球威はまだまだ。」と話した山崎投手、球威は無かったものの、山崎投手らしい粘りの投球ができた。

 これでリーグ通算20勝、18勝の有原航平投手、石田健大投手を離す勝利となった。

 

プロは高い評価変わらず

 この日は国内9球団、アメリカ2球団の11球団のスカウトが視察に訪れた。東北楽天の早川スカウトマネージャーは「春よりよくなっている、腕が振れるようになってきましたね」と話すと、巨人の山下哲治スカウト部長も「春よりも良くなっている。3年生のいい時も見ているし、評価は変わらない」と話した。

 昨年の春は6勝、秋は5勝を挙げ、球速も149km/hを記録するなど絶好調だった。しかし今年の春は3勝2敗に終わり、腕に振りの鈍さも指摘されていた山崎投手、復活の手ごたえを感じさせる投球になったようだ。

 巨人はこの日の視察も本命は有原航平投手とみられるが、東北楽天はとにかく左腕投手の上位指名が多い球団として知られる。他球団のスカウトの評価も変わらず高く、ドラフト2位までには消えるのは間違いない。

 

 今季初先発の山崎は、6回5安打3失点で初勝利。「素直にうれしい。ていねいにコースを突けた。球威はまだまだ。(3安打された早大の)茂木に真っすぐを張られてたかな」と苦笑い。早大・有原らドラフト上位候補の登板回避が相次ぐ中、不調が伝えられた山崎の投球を見た楽天・早川スカウトマネジャーは「春よりよくなっている」と評価した。

 明大の山崎が粘りの投球でリーグ通算20勝に到達した。2回に茂木に先制ソロを許すも、直後に味方が逆転。6回3失点で降板したが「勝てたので本当に良かった。みんなに感謝したい」と振り返った。視察した巨人・山下哲治スカウト部長は「春よりも良くなっている。3年生のいい時も見ているし、評価は変わらない」と、あらためて高評価を口にした。

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