京大・田中英祐投手が連投で救援も勝利につながらず

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 関西学生野球リーグの近畿大vs京都大の試合では、2-1と近大リードも接戦が続く中で、8回1アウトから、前日に延長11回を一人で投げ抜いた田中英祐投手がマウンドに登った。

145km/hリリーフも

 8回1アウト、1,2塁のピンチでマウンドに登った田中英祐投手は、1ボールから最速145km/hの速球を投げて詰まらせ、併殺でピンチを2球で抑えて見せた。田中投手は「いい流れで9回の攻撃につなげたかった」と話した。

 しかし9回も味方が得点を挙げられず、リーグ10連敗となった。「チームは春より力をつけてはいますが、勝ち切れていない。」と話している。

 次は1週空いて同志社大戦、春のリーグ戦で田中投手が完封して勝ち点を奪った相手だ。田中投手は「切り替えて次の同志社戦に臨みたい」と話した。

 

近大は4安打で勝利

 近畿大は京都大の冨田真吾投手の前に7回まで4安打に抑えられた。しかし5回に1アウト2,3塁のワンチャンスに、1番に入った神戸国際大付の1年生・小深田大翔選手が2点タイムリーを放って試合をものにした。

 小深田選手は神戸国際大付でセンスあるプレーをしていたのを、当時東大阪大柏原の監督だった現近大監督の田中氏が見て近大に誘った。1年生で1番サードに抜擢され、勝利をつかむ活躍を見せた。

 ドラフト候補の峰下智弘選手は5番セカンドで出場したものの3打数ノーヒット1四球という内容だった。

 2点を追う7回に小野翔太郎捕手(4年=三田学園)森本来希内野手(2年=大手前)の連続二塁打で1点差に詰め寄った。8回1死一、二塁のピンチとなり、田中が3番手で救援登板。カウント0-1から145キロ直球で併殺に打ち取り、ピンチを脱した。だが9回は1死一塁の好機を生かせず、1点差で惜敗。田中は「チームは春より力をつけてはいますが、勝ち切れていない。何かきっかけをつかめれば」と悔しがった。

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