九州六大学リーグも明日から秋のリーグ戦が開幕する。北九州市立大の北村優選手は、二刀流でプレーをしていたが、秋は打者に専念し、社会人野球を見据えてプレーする。また九州国際大の宮城知秀選手は社会人を経て大学に入学し、春には4本塁打を放つなど活躍を見せている。
首位打者狙う
北村優選手は下関工業出身の投手だったが、打撃センスを買われて大学では内野手でプレー、2年秋に打率.324、3年春に打率.325と高い打率を残した。しかし昨年秋から投手の故障者が少なくなると投手として投げ、春は5勝を挙げて優秀選手に選ばれている。
投手については「やりがいがあった」と話す北村投手で、今でも投球練習を行い、「いまなら145km/h出るかも」と話すものの、卒業後は社会人で野手としてプレーするようで、この秋は野手に専念して首位打者を狙うようだ。こういう選手がいるから面白い。
日本一となったチームから
九州国際大の宮城知秀選手は沖縄出身で糸満高校でプレーしていた。全国大会にも出場し社会人の西濃運輸から誘われたものの、チームになれることができずに退部、ことし九州国際大に入学し1年生となっている。
しかし、この春に打率.333を記録し、ホームラン4本を放ってホームラン王となった。しかもスイッチヒッターで、4本塁打のうち右、左でそれぞれ2本ずつのホームランを放っている。
この選手がこれからどんな成長を見せるのか、目が離せない。
北村、秋は首位打者だ 西日本スポーツ紙面 2014/9/3
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