中央大・新城拓選手がサヨナラ打、石垣永悟投手が好投

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 東都リーグ、中央大はエースの島袋洋奨投手が不調となる中で、チームが一丸となり勝利を挙げた。この日は興南出身で島袋選手を慕って中大に進んだ2年生の新城拓選手がサヨナラ打を放った。また亜細亜大2回戦でリリーフで4回を無失点に抑えた石垣永悟投手がリリーフで好投し2勝目を挙げた。

興南出身

 新城拓選手は沖縄・興南高校出身で、島袋洋奨投手に憧れて中央大へ進学した。昨年は1年生で内野手のレギュラーとなるセンスを見せると、春の専大戦では8番打者ながら勝ち越しのタイムリー3ベースヒットを記録している。打率はまだまだだが殊勲打を記録する選手だと感じさせる。

 その新城選手は、不調となっている島袋投手を心配するが、「戻ってくるまでみんなで頑張ろうと監督さんも言っている」と話し、勝負強い打撃がさらに増していた。3-3と同点の9回裏にノーアウト1,3塁のチャンスが回ってくる。そこで新城選手は前進守備の遊撃手の頭をバウンドで超えるサヨナラヒットを放ち、チームに勝利をもたらした。

 マウンドにいるはずの背番号1の姿は無い。先週の登板を見ると少し時間がかかるかもしれない。それでも背番号1を心に中大は戦っている。

 

石垣永悟投手が2回1安打2奪三振

 また、先週の亜大戦でリリーフとして4回無失点と好投し1勝目を挙げていた4年生の石垣永悟投手が、この日も8回から登板すると2回を1安打2奪三振無四球で無失点に抑えて2勝目を挙げた。

 この日の最速は143km/h、184cmの長身から投げるストレートは迫力がある。これまでリリーフとして登板することが多く大学通算は2勝2敗、しかし昨秋は28回を投げて防御率0.96と好投している。このまま好投を続ければ、注目度は増してくるかもしれない。期待したい。

 

 3―3の9回無死一、三塁から叩きつけた打球が前進守備の遊撃手の頭を越え「ゴロを打つ意識はあった。(サヨナラ打は)野球をやってきて初めて」と振り返った。母校の先輩・島袋は本調子ではないため、この日も登板機会はなかったが、打線が3点差を逆転。「(調子が)戻ってくるまでみんなで頑張ろうと監督さんも言っている」と胸を張った。

 東都大学野球春季リーグ第2週第1日(15日、国学院大3-4x中大、神宮)九回無死一、三塁で遊撃手をワンバウンドで越すサヨナラ左前打を放った新城は、「追い込まれたけど、三塁走者が速いので、ゴロを転がせば…と振った。サヨナラを決めたのは初めて」とはにかんだ。興南高の先輩で主将・島袋の調子が上がらないが、「島袋さんが本調子に戻るまで、みんなでがんばろうとやってきた結果です」と、2年生は胸を張った。

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