優勝をかけた早慶戦、有原航平投手、谷田成吾、横尾俊建選手などが意気込む

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 東京六大学の早慶戦は本日は雨天のため中止となったが、明日から行われる。このカードではどちらかが2連勝すればそのチームが優勝、2戦目までで1勝1敗となった場合には明治大が優勝するという優勝をかけた戦いとなる。

有原航平投手は中継ぎ待機か

 早稲田大の岡村監督は、ドラフト会議で4球団が1位指名し北海道日本ハムに交渉権が確定した有原航平投手の状態について、「あまり変わりません。横ばいです」と話した。

 10月18日も立教大との試合の前日には同じような発言をして先発回避かと思われたが、ふたを開けると初戦に先発をしていた。その試合で有原投手は6回4失点で負け投手となっている。

この日も「調子のいい投手から総動員」と話し、今季の調子からすると4勝の1年生・大竹耕太郎投手の先発も考えられるが、最後の最後に有原航平投手に託すことも考えられる。有原投手も春のリーグ戦で優勝をかけた早慶戦で春季唯一の敗戦となり優勝を逃した事もある。ひじの状態が気になるものの、「絶対に負けないという気持ちで臨む」と話しており、心に秘めたものはあると思う。

 

谷田成吾選手、横尾俊建選手も4本目狙う

 対する慶応大、春のリーグ戦では早慶戦で2連勝して逆転優勝を飾った。来年のドラフト1位候補・谷田成吾選手は現在3本塁打でリーグ1位タイ、春に続きホームラン王を目指している。「2シーズン連続で取りたい。1本大きいのが打てればいいと思います」と話した。

 ホームラン王は現在、明治大で100安打を達成した高山俊選手、そしてチームメイトの横尾俊建選手と谷田選手、来年のドラフト注目選手の3人が並んでいる。高山選手は全日程を終了しているが、横尾選手とは味方同士のホームラン王争いとなりそうだ。

 1日から東京六大学秋季リーグ戦の早慶戦が行われるが、連勝すれば5季ぶり44度目の優勝が決まるだけに、岡村猛監督は「最後、胴上げとなれば彼にマウンドにいてほしい」と明かした。

 谷田は有原に対し通算7打数無安打ながら「速い球を打つ練習をしてきた。いい投手との対戦は楽しい。横尾とあと2本くらい打ちたい」と意欲を見せた。フリー打撃で右方向に鋭い打球を飛ばした横尾も「(早慶戦は)人が多いので気合が入る。最高の準備をして臨みたい。チャンスで一本打てれば」と力を込めた。

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