JR東日本・吉田一将投手が8回2/3で11奪三振無失点、埼玉西武、横浜DeNAが視察

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 都市対抗野球の3日目、第3試合には昨年の都市対抗、日本選手権の準優勝チーム、JR東日本が登場した。

 先発は190cmのドラフト候補・吉田一将投手、この日は最速143km/hのストレートとチェンジアップを丁寧に低めに集め、8回まで1安打ピッチングを見せた。9回にヒットでランナーをサードに進められあと1アウトの場面で交代し完封こそ逃したものの、8回2/3で2安打11奪三振と結果を残してチームに勝利をもたらした。

 昨年の日本選手権などでは140km/h中盤を記録し、ストレートの勢いで押す場面があったが、この日は130km/h後半の速球を低めに投げ、キレで勝負していた。ドラフト1位候補として圧巻のピッチングという事では無いが、成長しているという事なのだろう。

 この日は埼玉西武のほか、横浜DeNAは高田GM以下スカウトが総出で視察、埼玉西武の鈴木葉留彦球団本部長は「落ち着いて投げていた。まとまっている」と話し、横浜DeNA・高田GMも「直球、変化球、制球、テンポのどれもいい。間違いなく1位候補」と絶賛した。

 数球団が競合する1位候補という事ではないが、1位で消える投手なのは間違いない。

 今秋ドラフト1位候補のJR東日本・吉田が8回2/3を2安打無失点。9回2死三塁、完封目前での降板となったが11奪三振の力投で2回戦に駒を進めた。

 最速143キロの直球を両サイドに投げ分け、要所でチェンジアップとスライダーを低めに決める危なげない内容。1メートル91の長身右腕は「丁寧にという意識で投げたのが結果につながった。特にチェンジアップが良かった」と充実の表情を浮かべた。

 社会人1年目の昨年は準優勝に大きく貢献。今年はチームの2年ぶり優勝を見据えてスタミナを強化してきた。評判通りの投球を西武・鈴木葉留彦球団本部長は「落ち着いて投げていた。まとまっている」と評価。DeNAはスカウト総出で視察し、高田繁GMが「直球、変化球、制球、テンポのどれもいい。間違いなく1位候補」と絶賛した。

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