都市対抗野球東海地区2次予選では、永和商事ウイングとJR東海が第1代表決定戦に勝ち進んだ。永和商事ウイングは大学卒4年目となる高橋康平投手が、ホンダ鈴鹿を完封した。
多彩な変化球を低めに集め
永和商事ウイングの高橋康平投手は星稜高校から天理大に進み、永和商事ウイングで4年目となる。182cmの大型投手で、多彩な変化球を低めにコントロールし、打たせて取るピッチングを見せる。
この日は「低めを意識した」という制球が冴え、ホンダ鈴鹿打線にわずか4安打しか許さず、三塁を踏ませないピッチングで完封した。
昨年もエースとして期待されたが、2次予選でホンダ鈴鹿に2回途中まで2失点で降板した。チームは本大会に出場を果たしたが、高橋投手の東京ドームでの登板は無かった。「昨年は皆に迷惑をかけた。今年こそ東京ドームで投げたい」と話す高橋投手、今年は全国にその姿を見せることができそうだ。
JR東海vsヤマハの試合は、7-6でJR東海が勝利し、第1代表決定戦は、JR東海vs永和商事ウイングの対戦となる。
第86回都市対抗野球:2次予選 東海 永和・高橋が完封 – 毎日新聞 2015/5/29
昨年の2次予選・第1代表決定トーナメント2回戦でホンダ鈴鹿と対戦した際は、先発して二回途中2失点で降板。初出場した本大会は、不調で登板がなかった。「昨年は皆に迷惑をかけた。予選で鈴鹿にノックアウトされた借りも、返したかった。今年こそ東京ドームで投げたい」と気合十分だ。
コメント