都市対抗野球の東京2次予選でNTT東日本の横山弘樹投手が先発すると、最速150km/hを記録する速球と精度の高い変化球で7回1/3を5安打無失点に抑えたた。この試合は12球団のスカウトが視察に訪れた。
187cm本格派右腕
横山弘樹投手は桐蔭横浜大出身の187cmの大型右腕で、最速150km/hを記録するも、球の角度と変化球を駆使した投球が持ち味の投手として注目されている。
この日もストレートは150km/hを記録し、カットボール、チェンジアップなどを投げて7回1/3を5安打無失点、明治安田生命打線を緩急と力で抑える投球を見せた。
試合はその後チームが同点に追いつかれると、延長18回の熱戦となり、明治安田生命がサヨナラ勝利を挙げた。横山投手は「相手を寄せ付けないピッチングをしないと」と話したが、「試合の中で修正しながら投げられた」と評価もしている。
12球団スカウト視察
この日は12球団のスカウトが集まった。その中で阪神の平塚スカウトは「変化球がいい。制球が良くカウントが取れる」と話し、安定感の高いピッチングを評価していた。
横山投手は大学時代も本格派右腕として注目されドラフト候補にも名前が挙がったが、プロ志望届けは提出せずにNTT東日本に進んだ。NTT東日本では1年目から安定感の高いピッチングが続いており、最終的には今年の社会人投手でNO1の評価になると思う。
これから都市対抗予選が続き、本戦でもなんらかの形で登板する事になりそうで、評価はウナギ登りとなりそうだ。2012年に横浜DeNAがドラフト3位で指名し、昨年11勝を挙げた井納翔一投手よりも安定感という面では上だと思う。
直球は自己最速タイの150キロを計測。187センチの上背から、カットボールやチェンジアップなど、多彩な球種で緩急をつけ、安定感のある投球を見せた。阪神の平塚スカウトは「変化球がいい。制球がよく、カウントが取れる」と評価した。
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