社会人野球、独立リーグ出身選手を元プロとせず

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 社会人野球の日本野球連盟は、独立リーグを退団した選手について「元プロ」と扱わない事が承認された。

元プロの扱い

 社会人野球はかつてプロ野球と断絶した経緯があり、元プロ野球選手(NPB)の選手は、徐々に緩和されつつあるものの、1チーム3人までしか登録できない。そして独立リーグの選手についても、「プロ野球選手」であるため、これまでの規定では「元プロ」とし制限の対象とされていた。

 しかしこの日、「若者に野球をやる機会を与えるという観点から」と話し、NPB以外のいわゆる独立リーグを退団した選手は「元プロ」とせず、制限をしないことが決まった。

 社会人野球は日本の野球の中で、ベテラン選手が活躍し企業の名前を広める役割もあるものの、新人選手の育成の大切な場でもある。元プロの制限がある事は、若手選手の育成のためにも悪くないと個人的には思うが、独立リーグ出身選手を元プロ扱いするのは疑問に感じていた。

 社会人野球でも契約社員的な形で所属をする「プロ契約」の形があり、独立リーグとほとんど変わらない形にもなりつつある。

 

 社会人野球を統括する日本野球連盟は10日、都内ホテルで臨時理事会を行い、独立リーグを退団した選手を「元プロ」と扱わないことが承認された。

 社会人のチームは元プロは3選手までしか抱えることができないだけに、崎坂徳明事務局長は「若者に野球をやる機会を与えるという観点から」と説明。ただし、一度でもNPBの球団に所属した選手は従来通り「元プロ」にカウントされる。

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