新日鐵住金鹿島・石崎剛投手、横山雄哉投手がプロ入りOKか

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 新日鐵住金鹿島には右腕の石崎剛投手と左腕の横山雄哉投手という2人投手が注目されていたが、チームが2人をプロに送り出すかが注目されていた。9月30日締め切りのプロへ行く意思がないことを確認する書類が提出されず、2人ともプロ入りする可能性が出てきた。

社会人屈指の素質

 新日鐵住金鹿島の石崎剛投手は182cmの右腕で、今年の都市対抗野球で富士重工に補強されると、スリークォーターから最速151km/hを記録し、リリーフとしてチームの準優勝に貢献した。また、横山雄哉投手は182cmの左腕投手で、同じく都市対抗で全足利に補強されると、最速149km/hの速球を見せた。

 石崎投手はほとんどストレートしか投げず、横山投手も素晴らしいストレートを投げるが、投球フォームが不安定で四球も与えるなど、二人ともまだ素材型の投手だ。しかし高い素質にはプロも高く評価しており、横山投手には「1位でなければ取れない」と評価していた。

 

チーム事情

 社会人チームにとって都市対抗出場は非常の価値のあるものになる。しかし新日鐵住金鹿島は今年都市対抗に出場できず、補強選手になった石崎投手、横山投手が好投を見せていた。チームとしては結果が出せなかったうえ、高校を卒業して石崎選手は6年、横山選手は3年育成し、これからという時にチームから抜けてしまうのは非常につらい。

 そういう事情もあってまだ育成途中にあり3年目20歳の横山投手はチーム残留が濃厚とみられていた。しかし、プロ入りの意思が無いことの確認書が提出されなかった事で、チームも二人のプロ入りをOKしたという事になりそうだ。それであればすごい事だと思う。

 

巨人などがマーク

 石崎投手には巨人などが、横山投手には埼玉西武などがマークしている。プロ志望すればドラフト上位候補に入ってくるとみられていた。ここへきてドラフト指名OKとなれば、三菱日立パワーシステムズ横浜の福地元春投手、野村亮介投手と共に、プロのスカウトにとっては救世主のような感じを受けているだろう。

 もちろん今年のドラフトの状況で上位指名の可能性がある事が、二人ともプロ入りを許す要因にもなっているとみられる。プロ入りしたら一流の選手となって、出身チームをを大きくアピールしてほしい。

 社会人野球、新日鉄住金鹿島の左腕・横山雄哉(20)=山形中央高出=、右腕・石崎剛(24)=茨城・三和高出=の両投手が今年のドラフト会議で指名されることを希望していることが1日、分かった。同社に残留する可能性が高いとみられていたが、「プロ球団に入団する意思のないことの確認書」が提出期限までに日本野球連盟に届かなかった。

 高卒3年目で指名解禁となる横山は最速147キロの直球と切れのあるスライダーが武器で、西武などが注目。ある球団スカウトは「1位でなければ取れない左腕だろう」と評価が高い。石崎は最速151キロの直球が魅力。巨人などが調査を続けている。

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