三菱日立パワーシステムズ横浜、福地元春投手と野村亮介投手がプロ志望表明、8球団16人のスカウトが視察

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 社会人野球の関東選抜リーグ戦、三菱日立パワーシステムズ横浜vs日立製作所の親子対決が行われ、プロ注目の三菱日立パワーシステムズ横浜、福地元春投手と野村亮介投手が登板した。

プロ志望を表明

 三菱日立パワーシステムズ横浜は野村亮介投手が先発すると、低めのストレートと得意の沈むボールで6回までを無失点に抑える好投を見せた。また7回から福地元春投手が登板すると、7回、8回は速球で抑えたものの、9回にそのストレートを痛打されて2失点、試合は日立製作所が2-0で勝利した。

 試合後に福地元春投手、野村亮介投手共に、プロに進む事が明らかとなった。社会人選手にもプロ志望届のようなものがあり、それが「プロ球団に入団する意思のないことの確認書」でプロ志望届とは逆に提出すると、プロへの意思がない事を示す。

 この確認書は9月末日が提出期限となっており、野村亮介投手は残留の可能性が高かったようだが、書類を提出しなかった事が分かったという。

 

8球団16人のスカウト視察

 この日はこの試合の他に、新日鐵住金鹿島vsJFE東日本戦もあり、新日鐵住金鹿島のドラフト候補・石崎剛投手が先発し、横山雄哉投手がリリーフで登板した。プロ注目の投手が続々登場する日とあり、8球団16人のスカウトが詰めかけた。

 中日の中田スカウト部長は三菱日立パワーシステムズ横浜の二人について「左で150キロ以上出る福地は貴重。野村も角度があり、伸びしろが十分」と評価した。

 プロ志望が分かった事で、野村亮介投手は先発候補として、福地投手はリリーフの貴重な速球派左腕候補として、ドラフト会議では上位指名の可能性がある。

 社会人野球、三菱日立パワーシステムズ横浜の最速151キロ左腕・福地元春投手(24)=九州共立大出=、最速149キロ右腕・野村亮介投手(21)=静岡・静清高出=が30日、関東選抜リーグ(対日立製作所)終了後、プロに進む意向を明らかにした。残留の可能性が高かったが「プロ球団に入団する意思のないことの確認書」の提出期限日だった同日、書類を提出しなかった。

 この日は8球団16人のスカウトが視察。「左で150キロ以上出る福地は貴重。野村も(身長1メートル87と)角度があり、伸びしろが十分」(中日・中田スカウト部長)。

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