社会人野球日本選手権の近畿最終予選で今年のドラフト上位候補内野手、日本新薬・倉本寿彦選手が2試合連続となるホームランなど5打数5安打3打点の活躍を見せた。
5打数5安打3打点
倉本寿彦選手は創価大出身で、大学時代もショートの守備力は大学屈指と評価されたが、プロ志望届けを提出したもののプロからの指名は無かった。
そして社会人では打撃でも成長を見せると、3番を打ち今年好調の日本新薬の主軸を担うようになった。そして昨日の三菱重工神戸戦でホームランを放つと、この日の新日鐵住金広畑戦では、4回に2試合連続となるホームラン、9回にはダメ押しとなる2点タイムリー2ベースヒット、そして単打も3本と、5打数3安打3打点1本塁打の大活躍を見せた。
プロのスカウト注目
この日は阪神や北海道日本ハムなどのスカウトが視察をしていたようだ。北海道日本ハムは、田中賢介選手、金子誠選手の二遊間が抜けてから内野手が定着せずに苦労をしている。阪神も鳥谷選手にメジャーが興味を示すなど、FAや移籍の可能性が無くは無い。
他にも東北楽天はポスト松井として、横浜DeNAも遊撃手は課題の一つとなっており、倉本選手はドラフト上位まで評価が挙がってくる可能性が高い。これからの情報や当日の動きなどで注意する必要がある選手だろう。
創価大で共に注目された小川泰弘投手はプロ入りして新人王を獲得した。プロではライバル関係になる選手だと思う。
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