NTT東日本、高木伴投手など投手陣乱れ敗戦、桐蔭横浜大出身エース対決は見られず

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 都市対抗準決勝の富士重工vsNTT東日本の試合は、共に補強も含めて好投手を擁し投手戦が予想された。しかしNTT東日本で社会人NO1投手と注目された高木伴投手が期待に応えられず、9-3で富士重工が決勝に勝ち進んだ。

ここまで1失点の投手陣が

 NTT東日本は初戦のJR九州戦でルーキーの横山弘樹投手が完封すると、2戦目はベテランや高木伴投手など継投で完封リレーした。準々決勝で1失点したものの3試合で1失点と抜群の安定感を誇る投手陣が力を発揮していた。

 エースとして回るルーキーの横山弘樹投手を決勝に当てるため、この日はベテラン投手の先発が予想されたが、飯塚監督は昨年秋に侍ジャパンのトップチームに招集され、社会人NO1投手と評価されながらも今シーズンは結果を残せていない高木伴投手をマウンドに送った。

 しかし高木投手は2回1/3を投げて4安打3四死球で3失点と期待に応えられずに降板すると、リリーフした加美山晃士朗投手も2失点など、投手陣が乱れて9失点した。

 高木投手は今年は結果を残せない状態が続いている。今大会で149km/hを記録するなど素質は高いものの、2年目という事もありチーム残留の可能性もある。

 

桐蔭横浜同期対決ならず

 富士重工はルーキーの小野和博投手が先発し、7回1/3を3失点に抑えた。大学3年時の明治神宮大会では亜細亜大、法政大等を下し優勝をしている投手で、抜群の安定感は社会人でも健在、エースとしてチームを支えている。

 一方、富士重工のルーキーエース・横山弘樹投手も桐蔭横浜大で小野和博投手と同期。4年春は小野投手が調子を崩したが、横山投手が奮闘しリーグ制覇をしている。

 社会人の大舞台で、桐蔭横浜大出身エースの対決が見られるか注目されたが、横山投手は決勝を見据えて先発せず、この試合は9回に登板し1回を無失点に抑えて今大会を終えた。

 富士重工と言えば捕手の唐谷良磨選手も桐蔭横浜大出身で、昨年のドラフトでオリックスに2位指名された東明大貴投手と共に桐蔭横浜大を全国大会に導いた選手。富士重工でも東明投手とバッテリーを組み、今年からは小野投手とバッテリーを組んでいる。

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