都市対抗野球5日目は、その他に、松山フェニックスが全足利に勝利した。敗れたものの全足利に補強選手として加わって登板した新日鐵住金鹿島の横山雄哉投手、山井佑太投手が好投した。
プロ注目左腕
横山雄哉投手は182cmの左腕投手で、荒削りながら最速145km/hのストレートを投げプロも注目している。この日は8回途中から登板すると、打者6人に対して1つの四死球を与えたがアウトは全て三振で5奪三振を記録した。
スライダーでフォームが緩むものの、ストレートは145km/hを記録し、高めでも手が出てしまう素晴らしい球威を持っている。そのため、低めの変化球にも思わず手が出てしまう。
そのストレートも降らなければボール球の高めとまだ課題も多い投手だが、左からこれだけ勢いのある球を投げられる投手は少ない。素材型としてドラフト候補では指名する球団があるものとみられる。
三者三振
また同じく新日鐵住金鹿島からの補強選手の山井佑太投手も7回に満塁から三者連続三振を奪うなど力のあるピッチングを見せた。1回1/3を投げて2安打4奪三振自責点1だったが、スリークォーターからの速球は威力がある。
プロでも中継ぎとして活躍できる可能性がある。
全足利では庭月野隼投手も緩い球と140km/h前後のストレートを使い分け、2回2/3を2安打4奪三振4四死球で自責点0とまずまずだった。後一皮むければという印象を受けた。
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