北海道日本ハム・ドラフト1位の有原航平投手が5回9安打6失点、次は広島で凱旋登板

北海道日本ハムルーキーニュース

 北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・有原航平投手が、福岡ソフトバンク戦でプロ2試合目の先発をしたものの、5回9安打6失点と打ち込まれ、プロ初黒星を喫した。

課題

 有原航平投手は、最速150km/hを越す速球があるものの、試合では140km/h中盤の速球を淡々と投げていくピッチングスタイルで、腕を思い切り振って投げっぷりで抑えるタイプではない。

 そのためコントロールが甘くなると打ちこまれる事もあった。シュート回転する球も武器にもなれば甘い所に入って痛打されてしまう。「立ち上がりからリズムに乗れませんでした。」と話した有原投手、まだ昨年の肘の故障の事もあるが、プロで勝っていくためには、投げっぷりで勝負する場面も必要になるだろう。

 ここぞという時に、高めの150km/hの速球で押していくような投球ができるようになって、ようやく勝てる投手になれる。もう少し時間が必要か。

 

次は広島戦

 次は6月2日からの広島との交流戦での登板が予定されているという。広島市出身で広陵高校出身、昨年のドラフト会議では地元広島カープが1年間マークを続けたものの、抽選で北海道日本ハムのドラフト1位が確定した。

 有原投手にとっては高校以来の広島での登板となり、プロのユニフォームを着て投げる。広島カープにとっても恋憧れた相手と対戦となり、戦いが注目される。

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初回、簡単に2死を取ったが、柳田に四球後、内川に左前打を浴び、一、二塁。松田には真ん中148キロ直球を右中間席へ運ばれ、出ばなをくじかれた。二回も2死から2点を失い、4連勝していたチームの勢いに水を差した。「立ち上がりからリズムに乗れませんでした。申し訳ない」と悔しがった。

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