北海道日本ハムのドラフト1位ルーキー・有原航平投手が、福岡ソフトバンク戦でプロ2試合目の先発をしたものの、5回9安打6失点と打ち込まれ、プロ初黒星を喫した。
課題
有原航平投手は、最速150km/hを越す速球があるものの、試合では140km/h中盤の速球を淡々と投げていくピッチングスタイルで、腕を思い切り振って投げっぷりで抑えるタイプではない。
そのためコントロールが甘くなると打ちこまれる事もあった。シュート回転する球も武器にもなれば甘い所に入って痛打されてしまう。「立ち上がりからリズムに乗れませんでした。」と話した有原投手、まだ昨年の肘の故障の事もあるが、プロで勝っていくためには、投げっぷりで勝負する場面も必要になるだろう。
ここぞという時に、高めの150km/hの速球で押していくような投球ができるようになって、ようやく勝てる投手になれる。もう少し時間が必要か。
次は広島戦
次は6月2日からの広島との交流戦での登板が予定されているという。広島市出身で広陵高校出身、昨年のドラフト会議では地元広島カープが1年間マークを続けたものの、抽選で北海道日本ハムのドラフト1位が確定した。
有原投手にとっては高校以来の広島での登板となり、プロのユニフォームを着て投げる。広島カープにとっても恋憧れた相手と対戦となり、戦いが注目される。
2014年ドラフト会議/指名選手一覧 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page
初回、簡単に2死を取ったが、柳田に四球後、内川に左前打を浴び、一、二塁。松田には真ん中148キロ直球を右中間席へ運ばれ、出ばなをくじかれた。二回も2死から2点を失い、4連勝していたチームの勢いに水を差した。「立ち上がりからリズムに乗れませんでした。申し訳ない」と悔しがった。
コメント