大阪桐蔭・森友哉選手がプロ志望表明、野球部寮を退寮

高校野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 一昨日、夏連覇の夢が終わった大阪桐蔭・森友哉選手が、プロ入りの意思を示した。

 大阪桐蔭の合宿所に戻ったナインのうち3年生が野球部寮を退寮した。ドラフト1位候補の森友哉選手はそこで進路について「監督とも話していないし、分からない。両親にも相談してから」と話したものの、プロに挑戦したいか?の問いに「はい」と答えたという。自分の中ではプロ入りへの道は既に決まっているようだ。

 2年生で春夏連覇を果たし、3年生でも春夏で甲子園に出場した。高校3年間を振り返り「技術の進歩は思うようにはなかった。」と話し、「深く考えすぎているのかもしれません」と話した。打撃については2年生で既に甲子園でホームランを放つなどトップクラスの打撃をしていた。そこからいかに課題を見つけて伸ばす事ができるのか、その難しさを味わった1年間だったようだ。

 しかし、「野球人生は長いし少しずつ改善していけると思う」と話した。プロ野球に飛び込むの中でより高いレベルの技術に触れることで成長していくだろう。

 森友哉選手には阪神が地元であり、藤浪晋太郎投手とバッテリーを組んでいた事もありドラフト1位候補として注目しているが、チームは投手補強をポイントとしている事もあり、1位指名は確定的ではない。しかし、広島が大学・社会人の捕手を含めてもNO1と評価していること、さらに埼玉西武も視察し高い評価を続けている事から、いずれかの球団が1位指名してくると見られる。

 プロでは藤浪晋太郎投手のライバルとなるか、再びチームメイトとなるか、そして捕手としてどのように成長していくのか、非常に楽しみだ。

 17日の3回戦は明徳義塾(高知)に逆転負けを喫したが、プロ注目のスラッガーは4打数2安打。4季連続出場した甲子園での通算成績を55打数26安打の打率4割7分3厘、5本塁打、11打点とした。卒業後の進路については「監督とも話していないし、分からない。両親にも相談してから」と話したが、プロに挑戦してみたいかとの問いには素直に「はい」と意欲を見せた。

 敗戦から一夜明けたこの日、2年半過ごした合宿所を退寮。「ここでの生活はアッという間だった。寂しい」と感慨深げだった森友。メンバー入りが濃厚な18U世界野球選手権(30日から10日間、台湾・台中)へ「遊びたいですが…。練習もしっかりしていきます」と力強かった。

ドラフト待つ、敗戦一夜明け、森  - ニッカンスポーツ紙面:2013/8/19

 

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コメント

  1. 広島のスカウトさん森お指名してください