鈴木将平選手がチーム第1号ホームラン、北海道日本ハムが評価

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侍ジャパンは3番を打つ鈴木将平選手が、チーム第1号となるホームランを放つなど活躍し、北海道日本ハムのスカウトも高い評価をしている。

木製バットに対応

鈴木選手は侍ジャパン壮行試合でも大学のエース・柳裕也選手からレフトへの2ベースヒットを打つなど、木製バットに対応しレベルの高い打撃を見せていたが、この日も3番センターで出場すると、3回1アウト2塁の場面でライトスタンドに2ランホームランを放った。

香港の投手は球速が120キロ台前後とややレベルに差があったものの、侍ジャパンの打線は4番の九鬼隆平選手がノーヒットなどやや手こずっており、相手の守備のまずさでヒットになったものも多く、きれいなヒットというのは序盤はあまりなかった。その中で鈴木選手の火の出るようなあたりは際立った。

鈴木選手は今年の春夏は甲子園に出場することができず、「甲子園に出ていない代表として責任感は強い」と強い思いを持っている。木製バットは3年間練習していたと言い、その結果「きれいな回転じゃないといかない。上からたたくことを意識している」とすでに木製バットにコツをつかんでおり、長打を打てる打撃を見せている。

この打撃に北海道日本ハムの大渕スカウトは「鈴木君はスピードがあるし、木製バットに対応できるのが分かった」と評価、走攻守に高校通算21号となった長打力を備えた鈴木選手を高く評価した。ドラフト会議でも高い順位で指名される可能性が高くなったと思う。

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これが高校通算21号。静岡では1年夏から3季連続で甲子園の土を踏んだが今年は春夏ともに出場を逃した。悔しさを胸に今大会に向けて練習を継続し2安打3打点。17安打19得点の打線の中軸として役割を果たし「甲子園に出ていない代表として責任感は強い」と胸を張った。

三回1死二塁から、直球を豪快に右越えに運ぶ2ラン。174センチと小柄な体に似合わぬパワーを示し「素直にうれしい」と笑った。静岡高でも日頃の練習で木製バットを使用。「きれいな回転じゃないと(柵越えは)いかない。上からたたくことを意識している」と、コツを明かしていた。

今年は春夏の甲子園出場を逃したが、静岡では3年間、木製バットで練習しており、「自分のスイングできれいに回転できた」。青木宣親(マリナーズ傘下)に憧れ、今後はプロ志望届を提出予定。「いいステップにしたい」と声を弾ませた。

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