島孝明投手は2回1失点も手ごたえ、松尾大河選手が2安打2打点の活躍

高校野球ドラフトニュース 侍ジャパン 2016年ドラフトニュース

侍ジャパンU18代表と立教大の練習試合、154キロ右腕の島孝明投手が登板し3回1失点も手ごたえを口にした。また、1番に入った秀岳館の松尾大河選手が2安打2打点の活躍を見せた。

148キロ

島孝明投手は7回から登板すると1イニング目は1安打を許すも無失点、8回は内野安打の後にヒットで1アウト1,3塁とされ、犠牲フライで1点を失った。2回を投げて3安打1奪三振1失点だったが最速は148キロを記録、島投手は「久々の試合でもいい感覚で投げられた」と手ごたえを口にした。

この日は10球団のスカウトが視察に来ており、BIG3との共演で島投手がどのように評価されたのかが気になる。ストレートは154キロを記録し、変化球も良い球を投げるが、まだ精度が高くない。U18ではリリーフでの登板が予想されるが、140キロ後半のストレートについてこられた時に、どんなピッチングを見せるのかに注目したい。

打線は2点

この日の打線は以下の通り (結果はタイブレーク練習も含む)

1番サード    松尾大河 6打数2安打2打点
2番セカンド   伊藤優平 2打数0安打2四球1盗塁、送りバント1
3番センター   鈴木将平 2打数1安打1打点
4番指名打者   九鬼隆平 3打数1安打1打点
5番キャッチャー 渡辺雄太 2打数0安打1四球、送りバント1
6番ライト    納大地  2打数0安打、送りバント1
7番レフト    寺島成輝 4打数2安打(内野強襲安打2本)
8番ファースト  林中勇輝 4打数2安打
9番ショート   佐藤勇基 2打数0安打1四球、送りバント1

3回までは相手エラーなどで出塁するもノーヒット、4回に九鬼選手が初ヒットを記録するも無得点に終わる。5回、寺島選手のショート内野安打と林中選手のレフト前ヒットで続くと、佐藤選手がきっちりと送りバントを決め、1番の松尾選手が左中間を割るタイムリー2ベースヒットを放って2点を挙げた。

しかし6回以降は、寺島選手の2本目となるサード内野安打と松尾選手の2本目の2ベースヒットの2本が出ただけで抑えられた。タイブレーク練習では1回目の攻撃側では、鈴木将平選手のタイムリーや九鬼選手の犠牲フライで2得点を挙げたものの、2回目は無得点だった。また守備側では1回目は島投手が投げ、セカンドライナーなどラッキーもあり無失点、2回目は入江大生選手が登板し、味方エラーなどでピンチが広がるとタイムリーヒットを浴びた。

打線については、この日も四球や相手のエラーをもらったもののうまく得点につなげられなかった。U18でも台湾や韓国戦では同じように得点がなかなか奪えない流れになると思う。やはり投手陣の踏ん張りが課題となるが、この2試合で高橋昂也投手以外の5投手が失点し、やや不安を残した。

今日は大学日本代表と壮行試合を行い、8月30日に初戦を迎える。

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5回と9回にいずれも左中間二塁打。今夏甲子園4強の秀岳館でも主に1番を務め、「ミート、タイミング重視でいった。走攻守で活躍できるのが1番」と胸を張った。前日の早大戦では九鬼が3ラン。「一緒に秀岳館をアピールできれば」と力をみなぎらせた。

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