侍ジャパンU18代表に作新学院・今井達也投手が合流、いきなり35球投げる

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千葉県習志野市内で合宿を行っている侍ジャパンU18代表に、甲子園優勝投手の作新学院・今井達也投手が合流した。今井投手は志願してブルペンに入り、35球を投げたて周囲を驚かせた。

甲子園決勝から3日

21日に甲子園の決勝が行われ、翌日に地元に帰った作新学院の今井達也投手、23日は登校日で学校で授業を受けると、クラスメートなどから写真撮影やサイン攻めにあったという。そして24日、侍ジャパンU18の合宿に合流した。

甲子園の疲れがあることから、今井投手のブルペンでの投球は予定されていなかった。昨年も、優勝投手の東海大相模・小笠原慎之介投手と準優勝投手の仙台育英・佐藤世那投手も合流初日からブルペン入りしたものの、軽めの30球程度の投球でスタートしていた。しかし今井投手はブルペンでの登板を志願し、いきなり本気のストレートを投げ込んだ。

捕手を務めた秀岳館・九鬼隆平選手も「直球の勢いがすごい。レベルが違った」と声を挙げた。ブルペンにいた寺島成輝投手と藤平尚真投手も「疲れてないんかな」と今井投手の投球を見ていた。また、見守った小枝監督も「速すぎる。疲れているだろうから、止めて欲しいなぁと思うくらい」と話した。

今井投手は「疲労が残っている中、どれだけ投げられるか試したかった。高めに抜ける球があったので、修正していきたい」と話したが、「いい投手がいるので、いい刺激になる」と話し、藤平投手、寺島投手などの投球を見て、「藤平君も寺島君もみんなフォームに無駄がない。軽く投げても球筋がいい。成長に必要なものを取り入れたい」と刺激を受けていた。

甲子園優勝投手はU18代表のアジア選手権やW杯では、甲子園の疲労によりそれほど戦力にならない方が多いが、今年の今井投手はエース格としても十分投げられるスタミナがまだありそうだ。ただし、寺島投手や藤平投手、堀瑞輝投手や早川隆久投手や島孝明投手、高橋昂也投手などがそろう豪華投手陣なので、誰が軸となってもおかしくない。

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 「疲労が残っている中、どれだけ投げられるか試したかった。高めに抜ける球があったので、修正していきたい」

 全国制覇してから中2日ながら志願のブルペン入り。見守った小枝監督は「いい感じで投げていた。安心した」と目を細め、ボールを受けた九鬼(秀岳館)は「真っすぐの勢いがすごい。別物です」と目を丸くした。

今夏甲子園で優勝した作新学院のエース・今井が合流。決勝からまだ3日ながら、早速ブルペン入りし「いい投手がいるので、いい刺激になる」と約30球を投げた。

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