履正社・寺島成輝投手に日米12球団32人スカウト、149キロ締めで完封勝利

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高校野球大阪大会では履正社vs大体大浪商の注目の試合が行われ、注目のドラフト1位候補左腕・寺島成輝投手が3安打13奪三振で完封した。この試合には日米12球団32人のスカウトが訪れ、巨人・山下スカウト部長や埼玉西武・渡辺SDなど幹部クラスも集まった。

完封

この日は優勝候補の一角・大体大浪商との対戦、相手のエース・西田光汰投手も147キロを投げるプロ注目投手だった。その試合を前に寺島投手はナインに対し、「1点取って下さい。自分は完封します」と宣言したという。

そして試合でも1回から8回まで毎回の13奪三振、2回には三者連続三振を奪うなど「気持ちの入り方が違っていた」と本人も話すピッチングを続け、9回も130球目の球が自己最速となる149キロを記録、その後、2アウト2,3塁のピンチを背負ったものの抑えきって勝利、9回3安打13奪三振で完封勝利を挙げた。これが公式戦初完封勝利、寺島投手のこれまでのベストピッチだと言えそうだ。

10年に一人

この日は、巨人、埼玉西武、阪神、千葉ロッテなど日米12球団32人のスカウトが集まり、阪神は7人態勢で視察を行った。巨人の山下スカウト部長は「完投能力があってレベルも高い。将来的にチームの軸に慣れる投手に成長すると思う。」と話し、3,4球団が競合するかの質問に「そのくらいの大型左腕」と答えた。巨人の益田スカウトも「10年に一人の投手だね」と話した。

阪神の畑山総括スカウト補佐は「今までで一番。気持ちも入っていた」と話すと、埼玉西武の渡辺シニアディレクターも「コントロールが抜群にいいね」と評価、千葉ロッテの永野チーフスカウトも「1位じゃないと獲れないでしょう」と話した。

江陵の古谷優人投手が154キロを記録しようと、花咲徳栄の高橋昂也投手が152キロを記録しようと、NO.1左腕の称号は寺島投手の元から離れない。完成度も含めて格の違いを見せつけてくる。足りないのは甲子園での登板のみ。大阪大会はこれから準々決勝、準決勝、そして決勝と道は長いが、甲子園では高橋昂也投手とぜひ共演をしてほしい。

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この日は日米12球団32人のスカウトが集結。巨人・山下スカウト部長は「完投能力があってレベルも高い。将来的にチームの軸になれる投手に成長すると思う。3、4球団は競合するんじゃないか。そのくらいの左腕」と絶賛。西武の渡辺シニアディレクターは「コントロールが抜群にいいね」と制球力を絶賛し、ロッテの永野チーフスカウトも「1位じゃないと獲れないでしょう」とうなった。

ネット裏では日米12球団32人のスカウトが視察。阪神は高野球団本部長ら7人態勢で見守り、担当の畑山統括スカウト補佐が「今までで一番。気持ちも入っていた」と目を細めた。巨人・山下スカウト部長は、1位で3、4球団が競合するかの問いに「それくらいの大型左腕」と絶賛した。

この日のMAXは145キロ。日米12球団のスカウトが集結し、阪神の畑山球団統括スカウト補佐は「いいですね。相手も相手なので気持ちが入っている」と納得顔だった。

日米12球団32人の編成担当が集結した目の前で、直球は9回に自己最速の149キロをマーク。常々、相手が直球とわかっても打たれない直球を投げることを理想としてきたが「少しずつその理想に近づいてきました」と、3安打13奪三振の完封勝利に手応えも十分だった。

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