招待試合で松商学園と対戦した早稲田実は、3番ファーストで出場した清宮幸太郎選手が第1試合に2打席連続、第2試合には推定140mの特大弾を放った。
駐車場の車を移動
第1試合の初回、清宮幸太郎選手の打球は右中間のフェンスを越え、臨時駐車場に着弾する推定125mのホームランを放った。すると運営本部は臨時駐車場から自動車を移動するようにアナウンスを流し、「もう遅いよ」とスタンドを沸かせた。
しかし続く3回の第2打席でも右中間の植え込みに飛び込む弾丸ライナーのホームランを放つと、第2試合の5回には再び駐車場に飛び込む、1本目を越える推定140mの特大弾を見せ、再びスタンドを沸かせた。
「軽く打っただけでも飛ぶ。着実に力はついている」と話す清宮選手、昨年は甲子園で2本塁打を放つなど22本を記録したが、今年は3か月足らずですでに25本塁打を放ちパワーアップをしている。高校通算47本塁打、怪物は確実に成長している。
早実・清宮、140メートル場外弾!通算47発 : スポーツ報知 2016/5/30
通算47発は、3年春センバツ前までのPL学園・清原和博(41本)、星稜・松井秀喜(42本)を圧倒している。今年は3月から25本で、昨年の22発を3か月足らずで超えた。19年にここに造られる新球場に、3個のサイン入り記念球が飾られる。
今年だけで25発。昨年1年間の22発を上回り、早くも高校通算44本塁打の原辰徳(前巨人監督)を超えた。計7打数5安打5打点で1500人の観衆を沸かせ、ゲストの荒木大輔氏も「たくましさが増した。凄い」とうなった。
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