横浜高エース・藤平尚真投手が高校生右腕最上位、8球団スカウト高い評価

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春季高校野球神奈川大会の準々決勝では、横浜高vs東海大相模の試合が行われ、横浜高校が5-4で勝利した。152キロ右腕の藤平尚真投手が先発し、8球団のスカウトが視察をした。

同点弾浴びるも

この日の藤平尚真投手は直球の球速は148キロを記録、また抜群のキレを見せたスライダーが冴え、3回までパーフェクトに抑えていった。しかし4回、東海大相模も打順が2巡目に入ると捉えられて2失点して2-2の同点に、さらに8回に味方が2点を勝ち越したものの、その裏に2ランホームランを浴びて再び同点に追いつかれ降板、ライトを守った。6回2/3を投げて6安打9奪三振4失点だった。

試合は4-4のまま延長戦に入ると、11回表に2アウト2塁の場面で打席に入った藤平選手がタイムリー2ベースヒットを放ちそのまま5-4で勝利した。神奈川屈指の好カードの熱戦は、横浜高校が制した。

藤平投手は一つ一つの球は素晴らしく球威も十分ある。しかし昨年秋も関東大会初戦を任されて敗れ、この日も2度同点に追いつかれた。素質として十分だがまだ背番号10をつけているように、勝てる投手、信頼される投手になるには、もう一つ何かが必要かもしれない。

8球団スカウト視察

この試合には中日、埼玉西武、阪神など8球団のスカウトが視察した。

中日・中田スカウト部長:「右では高校生ナンバーワンでしょう。球の角度、軌道がいい」

埼玉西武・前田編成部育成アマチュア担当:「松坂より涌井に近い。完成度が高く、伸びしろも感じる。スライダーは一級品、上位に入ってくると思います。」

阪神・北村スカウト:「昨年に比べて投げっぷりが良くなった。夏に向けて成長が楽しみ」

高校生投手の中で右では藤平尚真投手がNO.1を確定させたと言ってよい。ドラフト会議でも田中正義投手の次として、加藤拓也投手、柳裕也投手といった大学生右腕と比較される事になる。外れ1位または2位の前半には指名される事になりそうだ。

東海大相模・北村投手がリリーフも

東海大相模は北村朋也投手が6回途中からリリーフし、最速146キロの速球で延長11回まで投げて7奪三振を記録した。しかし昨年秋に続き横浜高校に敗退し「自分が粘れなかった結果。夏こそ勝ちたい」と、決意を新たにした。

北村投手もドラフト候補として注目されている。

2016年度-高校生投手-右投のドラフト候補リスト

2016年度-高校生-神奈川県のドラフト候補リスト

7球団が視察し、中日・中田スカウト部長は「右では高校生ナンバーワンでしょう」と評価した。

中日・中田スカウト部長は「高校生の右投手ではトップ。球の角度、軌道がいい」と絶賛。西武・前田編成部育成アマ担当部長は「松坂より涌井に近い。完成度が高く、伸びしろも感じる」と同校出身のドラ1右腕を引き合いにたたえた。

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