センバツに出場する創志学園のエース・高田萌生投手は、2年時に150キロを記録し注目されているが、この冬にさらに成長の手ごたえを感じているようだ。
冬に成長
高田萌生投手は150キロを投げる投手として注目されており、昨年秋には中国大会で優勝するなど実績もついている。しかし、出場した明治神宮大会では初戦の敦賀気比戦で8回7安打5失点、7つの三振を奪ったものの、松坂2世と呼ばれる150キロの速球を投げる投手というよりは、力感のないフォームからピュッとくる球を投げる投手で、好投手という印象を観客に与えた。
高田投手も相手の山崎颯一郎投手やほかの全国の投手を見て感じた事もあり、冬は走り込みを重ね、1月には200球の投げ込みを行うと、「秋よりもボールの係は良くなった。勢いだけで投げていたけど、今はブレも少なくなってきた」と話す。
あらためて高田投手の投球を見ると、体も大きくなく、軽く投げて140キロの速球を投げており、成長を期待できる投手ではないかと思う。
春にどんなピッチングを見せるのか、楽しみな投手の一人。
松坂2世、エース高田 デイリースポーツ紙面 2016/2/3
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