侍ジャパンU18代表、高橋純平投手に阪神、中日が高い評価

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 侍ジャパンU18代表はメキシコ戦で7回コールド12-0で勝利し、1次リーグ全勝で勝ち上がった。この日は成田翔投手が4回7奪三振の好投を見せると、リリーフの高橋樹也投手、高橋純平投手も完璧なピッチングを見せた。

高橋純平投手の状態上がる

 7回にマウンドに登った高橋純平投手はこの日、最速は144キロだが打者2人に対しノーヒット、2三振を奪って試合を締めた。オーストラリア戦ではサインが見づらかったといいながらも満塁のピンチを招き、西谷監督からも「気迫がほしかった」と言われていた高橋投手、この日は見事に2つの三振を奪い面目躍如した。

 この投球に中日の清水スカウトは「真っすぐを左打者の内角にしっかり引っ張り込めていた。前回よりいい」と話すと、阪神の熊野スカウトも「左足にも体重が乗っていて、バランスよく投げていた」と評価した。打者に故障者が相次ぎ2次リーグ戦では投手が守らなければ勝てない試合が続く。高橋投手の活躍がカギとなりそうだ。

 

先発成田投手は4回7奪三振

 この日は秋田商の成田翔投手が先発し、4回を2安打7奪三振とほぼ完ぺきな投球を見せた。最速142キロの速球とスライダーで、大振りをするメキシコの打者を手玉に取った。この日は雨のため2時間15分も遅れての試合開始だったが、「気持ちを切らさないように考えた」と初回から飛ばしての奪三振ショーだった。

 またリリーフを務める高橋樹也投手もこの日は2回を投げてノーヒット4奪三振と完璧な投球を見せた。今年の侍ジャパンU18代表は、仙台育英の佐藤世那投手、秋田商の成田翔投手、そして花巻東の高橋樹也投手と東北各県を代表する投手が活躍を見せている。

 成田投手は「みんないい投球をしているので」と話し、ライバルに負けないピッチングを見せた。成田投手はイニングも短く切り上げ、2次リーグの第3戦目・キューバ戦などの登板も考えられる。大振りをするチームには非常に有効な投手だと思う。

侍ジャパンU18日本代表の選手一覧

高橋純平投手(県岐阜商・3年)が3人斬りで試合を締めた。七回から登板し、最速144キロを計測した直球などで2奪三振。豪州戦は満塁のピンチを招いただけに「シンプルに終わるというテーマでやっていた。まとまっていたと思う」と笑顔を見せた。

 視察した阪神の熊野スカウトも「左足にも体重が乗っていて、バランスよく投げていた」と話した。

 「右打者の外への真っすぐで(投球の)幅が広がった。試合が2時間遅れても気持ちは切らさないようにした」

 午後5時半から予定された試合は、降雨のため7時45分開始になった。実は前日(8月31日)のチェコ戦に登板する可能性もあったが、相手打線に右打者が多かったため、この日にスライド。さらに開始遅れで我慢を強いられたが、120キロ前後のスライダーで揺さぶり、140キロの直球をコーナーにズバッと決めて7三振を奪った。

純平3人ピシャリ 西日本スポーツ紙面 2015/9/2

 

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