仙台育英・平沢大河選手の復活弾で勝利

高校野球ドラフトニュース 2015年ドラフトニュース

 春季高校野球宮城大会では、仙台育英が2回戦で登場し、佐藤世那投手が先発、3番・平沢大河選手も復活のホームランを放った。

打撃不振に

 平沢大河選手は、昨年秋に明治神宮大会決勝でもホームランを放つなど大活躍を見せ、今年のドラフトでも上位が期待される高校生野手として注目された。しかし、センバツ大会では2試合9打数2安打に抑え込まれると、春季大会の地区大会でも15打数3安打と調子を落としていた。

 遠投105mの強肩遊撃手で、50m6.2秒の足もあり、高い身体能力が評価されているが、思い切りのよい打撃も魅力の一つだった。しかしそれがなりを潜めていた。

 それでも千葉県遠征で2試合連続でホームランを放つなど調子を挙げて臨んだこの日、公式戦で久々の一発が飛び出した。「先取点が欲しい中で打てたのでよかった。この試合のポイントになったと思います」と話し、自分でも評価した。

 昨年の夏の打撃に悩んだ所があり、まだ好不調の波も激しく、センバツでも無理な体勢からのスローイングで暴投するなどまだ粗削りだが、やはり身体能力は他の内野手候補に比べて頭一つ抜けている感じがする。今大会と夏の戦いに注目したい。

 

余裕の降板

 またエースの佐藤世那投手はこの日も先発したものの、3回に三者連続三振を奪うなど3回を無失点に抑え、お役御免で降板した。昨年秋の大会では全ての試合を一人で投げ抜いたが、今大会はエースとして大時な場面で登板する形になる。

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“大河の一撃”をお見舞いした。1回1死一塁。仙台育英の3番・平沢は、真ん中高めに入った甘い直球をフルスイング。「打った瞬間、いくと思った」。ライナー性の打球はグングンと伸び、右翼席へ突き刺さった。「先取点が欲しい中で打てたのでよかった。この試合のポイントになったと思います」と笑顔を見せた。

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