東海大相模・小笠原慎之介投手、吉田凌投手を7球団のスカウトようやく視察

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 東海大相模のドラフト上位候補投手、小笠原慎之介投手と吉田凌投手の二人が、春季高校野球神奈川大会でようやく登板し、この日は7球団のスカウトが視察を行った。

ようやく登板

 春季神奈川大会は準々決勝まで進んでいたが、東海大相模の二人のドラフト1位候補はこれまで登板せず、これが公式戦の今年初登板となった。

 先発したのは背番号1の小笠原慎之介投手、最速146km/hの速球を投げる本格派投手で、1年時から活躍し昨年夏の甲子園でも登板して高い評価を受けていた。この日は広島のスカウトのスピードガンで145km/hを記録、6四死球と制球は乱れたもののストレートの勢いで4者連続を含む11三振を奪い、慶大打線を9回1アウトまでを1安打無失点に封じた。

 また9回1アウトの場面で今度は吉田凌投手が登板する。吉田投手は181cmの本格派右腕で最速149km/hの速球に、鋭いスライダーで昨年夏の神奈川大会決勝は20奪三振を記録した。この日は最速144km/hを記録しヒットを1本許したものの無失点に抑え、二人での完封リレーを完成させた。

 課題も見せ、まずは始動というようなピッチングだったが、心配された故障や大きく調子を崩している様子は無く、門馬監督は「二人は今日から登板させると決めていた」と話したという。

 

7球団のスカウト、高い評価

 この日は横浜DeNA、広島、阪神、北海道日本ハム、千葉ロッテ、オリックスなど7球団のスカウトが視察に訪れた。

 オリックスの中川アマスカウトグループ長は小笠原投手について「よく鍛えられている。真っすぐで空振りが取れるのが魅力。細かいところはこれから修正できるでしょうし、これだけ投げれたら十分です。1巡目に入る素材」と評価すると、横浜DeNA・稲嶺スカウトも「クロスファイアで内角にくる。右打者には厳しい」と投球スタイルについて評価をした。

 また、千葉ロッテの井辺スカウトも「3月の練習試合も140キロは出ていた。これだけ速い球を投げられる左は魅力」と話し、阪神の北村スカウトも「腕がしっかり振れるようになった。左腕ではトップクラス」と高い評価、北海道日本ハムの大渕隆スカウトディレクターは「菊池雄星みたい。スケールが大きい」と左腕投手では近年でトップクラスの選手と評価をした。

 左投手では大学生の今永昇太投手や上原健太投手も含めて5本の指に入ってくるとみられる小笠原投手、プロを志望すればドラフト1位での指名の可能性は十分ある。一方、吉田凌投手はまずまずの状態のようで、これから小笠原投手に挑戦しエースの座を争う事になる。

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 この日は地元・DeNAなど6球団のスカウトが視察。オリックス・中川チーフスカウトは「よく鍛えられている。真っすぐで空振りが取れるのが魅力。1巡目に入る素材」と高評価。DeNA・稲嶺スカウトは「クロスファイアで内角にくる。右打者には厳しい」とうなった。

 東海大相模は今秋ドラフト候補の零封リレーで4強に進んだ。プロ7球団のスカウトが見守る中、先発の左腕・小笠原は最速145キロの直球を低めに集めて8回1/3を1安打11奪三振。6四死球に「力みがあった」と反省も、日本ハム・大渕隆スカウトディレクターには「菊池雄星(西武)みたい。スケールが大きい」と評された。

 東海大相模の誇る今秋ドラフト候補コンビが2安打完封リレーだ。7球団のスカウトの前で、先発の左腕・小笠原は九回途中1安打11奪三振。最速145キロを計測し「質は上がっていると思う」と収穫を挙げた。阪神の北村スカウトは「腕がしっかり振れるようになった。左腕ではトップクラス」と評価。右腕・吉田は二塁打を浴びたが後続を断った。

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