春季愛知大会では、愛工大名電vs東邦の試合が行われ、愛工大名電の投打のドラフト候補、毛利元哉選手、福本裕亮投手と、東邦で昨年甲子園でも登板した2年生の藤嶋健人投手などが出場し、中日など8球団のスカウトがスタンドに姿を見せた。
愛工大名電コンビ
愛工大名電の毛利元哉選手は、名前でも話題性があるが、182cmの大型リードオフマンだが高校通算30本塁打を記録している選手でとして注目されている。この日は1番レフトで出場すると、3回にセンターオーバーのタイムリー3ベースヒットを放った。
東邦高校の135km/h左腕・松山仁彦投手からヒットを放ったことで、「左投手が苦手だったので自信になった」と話した。
また、福本投手は182cmの大型左腕で最速145km/hの速球を投げる。この日は昨年甲子園に出場した東邦打線を6回4安打無失点に抑える好投をみせ、8-0での勝利に貢献した。
8球団のスカウトが視察
東邦高校では高校通算25本塁打の溝口慶周選手も注目されたが、この日はノーヒットに抑えられた。この試合を8球団のスカウトが視察し、中日の中田スカウト部長は「毛利はバットの出方がいい、技術的にしっかりしている」と評価すると、福本投手にも「高校生左腕では全国的に見ても上の方」と、高校生左腕投手として上位ランクに着けていることを話した。
すでに名前の挙がる2人だが、特に大型左腕の福本投手はますます名前が挙がってくるとみられる。センバツに出場するチームが無く、静岡や岐阜のチームが活躍を見せている愛知県だが、注目選手が着実に成長をしている。
愛工大名電4強入り 中日スポーツ紙面 2015/4/20
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