初芝橋本・黒瀬健太vs智弁学園・廣岡大志にソフトバンクなど3球団のスカウト

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 初芝橋本vs智弁学園の練習試合が行われ、プロ注目のスラッガー、黒瀬健太選手と廣岡大志選手の視察に、3球団のスカウトが姿を見せた。

スイングなど評価

 初芝橋本の黒瀬健太選手は180cm95kgの体でファーストを守る。18日に行われた春季和歌山大会の1回戦で高校通算80本塁打を記録したスラッガーで、昨年秋には1試合5本塁打を記録した怪物候補。智弁学園の廣岡大志選手は2年時からサードのレギュラーとして甲子園にも出場しポスト岡本和真として注目されている。

 この日は黒瀬選手は4番ファーストで出場したものの、智弁学園の厳しい攻めの前にホームランは無く1安打に終わった。

 スラッガー対決に福岡ソフトバンクなど3球団のスカウトが視察に訪れたが、福岡ソフトバンクの小川スカウト室長は「あれだけのスイングをしていたら」と話し、スイングの力強さを高く評価した。また廣岡選手については「体も大きいし期待できる」と素質を評価していた。

 黒瀬選手については、ホームランを期待できる選手として、特にDHがあるパリーグを中心に注目を集めている。パリーグでは体が太くてもホームランを打てる選手が指名されており、福岡ソフトバンクは昨年のドラフト会議で、育成ドラフト1位で富山第一の幸山一大選手を指名している。昨年の岡本和真選手程の注目度やインパクトは無いものの、素質を評価している球団は多く、ドラフト中位あたりで指名してくる可能性も十分ある。

 廣岡選手は守備など総合力も含めて評価されている選手だが、岡本選手のように2年、3年での勢いがまだ見られない。現在の状況では大学などで活躍を見てから、と考えるスカウトもいるのではないかと思う。

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 前日に春季和歌山大会1回戦で高校通算80号を紀三井寺球場の場外へ放った黒瀬。この日は相手の厳しい攻めで1安打に終わったが、ソフトバンク・小川スカウト室長は「あれだけのスイングをしていたら」と目を細め、智弁学園のドラフト候補・広岡大志内野手(3年)についても「体も大きいし、期待できる」と語った。

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